本の感想, お気に入り, 作者名 さ行妹尾ゆふ子

皇女の側近、四大貴族の一人≪黒狼公≫への叙勲と隠居願望に反比例して順調に出世を続けるヤエトに皇妹から驚きの提案がなされる。その提案への対処に頭を悩ませるヤエトであったが、北方蛮族の使節が北嶺国を訪れ、和平交渉のためのとある提案してくると言う皇妹の申し出すらも後回しにしてしまうほどの事態が発生する。

順調に隠居から遠ざかっております!

本の感想, お気に入り, 作者名 た行高殿円

ヴィスタンシアでの会議にはジルが、パルメニア攻略にはルシードがそれぞれ直に赴くことになり、出発もさし迫りそれぞれの準備と根回しに追われる大公夫妻。そして夫妻は同時に二人の別れが近づいているという現実に気付く。三年の時を経て、それぞれの胸に積もった想いは……

ここまでの みちのりは ながかった !

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

ルーディン王国の前国王の遺児ファーラは叔父である現王の謀反からただ一人市中に逃れ、婚約者のいる隣国ランディスケリアへ逃れる機会を身分を隠しひたすら待っていた。そんなファーラが18歳の誕生日迎えようとする頃、ランディスケリアから彼女を迎えに来たという二人組の傭兵が現れる。追っ手を振り切り、隣国を目指す三人だが……

とてもツボにはまった胸キュン少女小説!ごちそうさまでした(正座)。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行毛利志生子

先日の事件の関係で、父親の旧友であるエルツベルガー男爵に招かれたオリガは、男爵や彼に支援されている学生ヤコフと誼を結び、男爵が可愛がっている犬達の絵を描くことになる。しかし、絵の完成を前に男爵が何者かに殺害され、その容疑者としてヤコフがとらわれてしまう。ヤコフの無実を信じるオリガはロジオンと共に真相を探ることにする。

相変わらずロシア料理がおいしそうでよだれが止まらない。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行喜多みどり

「悪魔の花嫁」としての条件を満たす容姿を備えてしまったため、男の子として育てられた助祭少女コンスタンティンは、16歳の誕生日に予告通り迎えに来た悪魔に無理やり花嫁にされてしまう。悪魔にはめられた契約の指輪を外すためには、「善行」を行えばよいという情報を悪魔から無理やり聞き出したコンスタンティンは、伝説の正義の使者「黒い羊」に扮し、悪を成敗することを決意する。しかし、彼女の前には悪魔を追っているという司祭ユリエルが立ちふさがり……

吾輩は猫である。名前は……悪魔というかまだついてない!

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行篠原まり

「青の神殿」の長老達が見た夢に基づき、バーゼオンのガイルズ王子とエルマスのアリシア王女は婚約した。いよいよアリシアがバーゼオンに嫁ぐことになり、異民族の侵攻を阻む城塞に詰めていたガイルズは、出会ったことはおろか手紙のやりとりもしたことがないアリシアの様子を探るため、少数の部下を伴い身分を隠して花嫁行列に接触することにする。

予言の婚姻+男装のお姫様+身分をかくしてすれ違い=ツボ

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

女子禁制の音楽学院に男装して乗り込んだアティーシャは、父親の遺品捜しを行うものの難航する上に、次から次へと事件に巻き込まれていた。そして学院では学院祭シーズンを迎える。アティーシャはクラスの出し物で四苦八苦する上に、上級生との出し物で歌劇のヒロインに選ばれてしまう。

バケツプリンは全甘党の夢。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

花婿候補者がどんどん脱落していく「金星特急」、次の停車地は密林のど真ん中。「王の火」を見つけ出せという金星からの指令らしきものが与えられた錆丸達は、「王の火」目指して密林の中に分け入るが……(祇園精舎に孔雀鳴く)

砂鉄が保父さん状態。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

身寄りを亡くした幼い少女を拾い、信頼できる友人に託した王城の衛士の菖莉。そして、その少女は帰蝶と名付けられ、育ての親にも恵まれ美しく育った。帰蝶は菖莉を想っていたが、菖莉はそんな帰蝶から距離を置こうとし……。

切なくて、でも少し幸せで。素晴らしい年の差胸キュンストーリーでした。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行古戸マチコ

西方の大学で植物を学ぶカナンは、「どんな植物でも成長させることができる」という特殊能力を見込まれ、東方の淵国に伝わる『奇蹟の実』を生育させるため、淵国の宮廷に招かれる。淵国では、不思議な呪いを受けた五人の皇子がおり、呪いを解くために『奇蹟の実』を必要としていた。

五人の皇子さまが個性的すぎて!(好きです)