本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

ギルダン・レイがリヴォの軍人ケリードに身柄を拘束されていることを知ったセフルは、オラの生命魔術の学院を退学して彼に会うために一人旅立った。そして、ケリードと行動を共にするギルダン・レイはケリードの結成した”カルーガ”と呼ばれる偵察部隊の一員に加えられ、アミランテにおいて繰り広げられるオラとリヴォの全面戦争に否応なしに巻き込まれていく。

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

魔術大国オラの学都で生命魔術を学ぶこととなったセフルは、ヘン=ジャックの禁呪により謎の頭痛に悩む日々を送っていた。一方、皇太子を守りきれなかった事が理由で辺境の国境警備隊の司令に左遷されたギルダン・レイはとある陰謀に巻き込まれ、追われる身となる。
そして、学都で再会したセフルとギルダン・レイは罪人チョンベルの逃亡を幇助したという濡れ衣を着せられ、追う者と追われる者に別れて「塩の沼」での攻防を繰り広げることになる。

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

鍛冶職人の村の娘セフルは村の中で自分の居場所を見つけられず、息苦しい毎日を送っていた。しかし、水神フーレの化身に選ばれてしまったセフルは謎の病に苦しむ王太子メヒトルを救うために王城に向かうこととなる。メヒトルを救うには隣国の魔術大国オラに行く必要があり、セフルはメヒトル、そしてメヒトルを守る近衛騎士ギルダン・レイらとともにオラの大使が提供した疾風船に乗り込みオラに向かう。

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

翠蓮王の口車に乗せら、翠蓮王に変身して代わりに「お見合い」をすることになった桐緒。翠蓮王のお見合いには紗那王の斑娶りも関係しているらしいが、紗那王は桐緒に肝心なことを話さない。業を煮やした桐緒は松寿王の力を借りて紗那王達の故郷である雲上の狐の里に向かう。狐の里では松寿王派と紗那王派の微妙なバランスによる対立が表に裏に繰り広げられていて……

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行森崎朝香

自分と母親を守るため女性にしては珍しく士官学校に入学した花冠は、卒業前の御前試合で公子を打ち負かしてしまう。そんな花冠は遊軍将軍の補佐官という御前試合で優勝した者が配属されるはずのない下位の部隊であった。しかし、花冠は遊軍将軍の巴青炎と共に毎日を送るうちに、将軍に追いつきたいという目標が生まれる。

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

退職届を残して突如姿を消したカートを追って、ジョエルはカートの故郷に向かう。カートの母親が経営する吸血鬼だけを集めた娼館に乗り込んだジョエルはカートの説得に乗り出した。そして、二人の話し合いが平行線をたどる中、突如カートの父親クラウスが現れる。ふざけた態度の中にも逆らえない何かを感じさせる強力な吸血鬼であるクラウスにカートはあらがえずに……

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

父親と世界中を旅していたジャスティンは、病気の祖母を見舞うため7年振りに単身で自宅である城に戻る。全寮制の女子校になっていたはずの城はなぜか財産管理人に乗っ取られて全寮制の男子校となっており、ジャスティンは身を守るためメイドとして男子校に潜入することにする。そんな彼女の元に旅先の父から謎の魔導書が届けられる。そこから出てきたのは、ジャスティンの大嫌いな「美形」のやる気のない悪魔だった。

本の感想, 作者名 あ行宇津田晴

邪神復活のために戦の絶えない隣の大陸に渡った賀杖の野望を阻止するため、珠国と幡国は共同で事態に取り組むこととし、その舵取りを幡国の嫡子である龍牙に任せる。賀杖問題を話し合うために珠国にやってきた龍牙は蓮祥をめぐり珠国の重鎮達と一進一退の攻防を繰り広げることになる。そして、珠国には蓮祥にまつわるとある噂を確認するため、異国からとある人物がやってきた。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

ロンドンの職業斡旋所から話し相手(コンパニオン)としてバクスター家に派遣されたミルカは、結婚を控え屋敷に閉じこもっているご令嬢キャロラインの心をほぐそうと奔走する。年若い執事スティーヴンをなんとか企みに巻き込み、キャロラインとその婚約者ロイドの秘密に迫るミルカであったが……

本の感想, 作者名 さ行清家未森

リヒャルトに会うためにシアランに潜入したミレーユ。人間違いで殺されかけて何とか逃げ出したものの目を覚ましたのはシアランの騎士団の駐屯地。リヒャルトのために潜入捜査を決意するミレーユは、記憶喪失と間違われたのをいいことに第五師団の見習いとしての居場所を確保する。雑用ばかりを押しつけられていたミレーユだが、ある日機密書類に触れる機会もある書記官に抜擢されて……