本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

幼くして入内した真子だが、ほどなくして帝が崩御、わずか12歳で寡婦となってしまう。その後、真子は幼馴染である帝の第二親王の式部卿宮迪里の援助を受けて慎ましやかに生活をしていたが、ある日偶然真子と迪里は御簾を通さず直に顔を合わせてしまい、お互いに心奪われてしまう。

自重しない親王様のお話。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行永瀬さらさ

婚約破棄をきっかけに、「前世」を思い出し、今が自分が前世で遊んでいたゲームの「悪役令嬢」で、このままだと(悪役令嬢が)破滅ルート一直線だと気付いたアイリーンは、(悪役令嬢の)破滅ルート回避のために、積極的に「ラスボス」の魔王を手なずけるという対策に乗り出すことにした。

アイリーンが策士に見せかけて可愛いところがいいなぁ。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行仲村つばき

没落した実家の両親から逃げてきたセシリアを保護した後見人の騎士キースは、セシリアのために名目上の結婚をするが、ヒースはセシリアを残し病でなくなってしまう。セシリアはヒースからの遺言により、ヒースの腹心の部下と再婚することになるが、セシリアにはヒースを含め限られた者しか知らないある秘密があった。

これぞ!という胸キュン偽装結婚モノで楽しかったー!

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行江本マシメサ

地方の貴族の令嬢エリザベスはとあることがきっかけで、婚約間近で駆け落ちしてしまったという容姿形がそっくりなで名前まで一緒の公爵令嬢エリザベスの身代わりを務めることになってしまう。公爵家の嫡男シルヴェスターから窮地に陥った実家の援助を勝ち取ったエリザベスは、「婚約破棄」までの間に公爵家の遠縁ユーインとの婚約を維持するために自分と正反対の性格の「エリザベス」を偽装する日々を送ることになり……

エリザベスがかっこよくて面白かった!

作者名 ま行松村亜紀

王族は全員、そして貴族もほぼ半数は魔法を使えるライオール国の王女リディは、王族でありながら全く魔法を使えないという「落ちこぼれ」であった。魔法が使えないことを知識でカバーするために必死に魔法理論の勉強に励んだ結果、賢者と呼ばれる地位を手に入れたリディであったが、ある日何者かに魔法をかけられてしまい、定期手に「魔力」を摂取しないと死んでしまうという状況に陥ってしまう。そんな彼女を助けられるのは闇魔法使いとも言われるライオールから口移しで魔力を補給するか、リディにかけられた魔法を解除するしかなく……

ツン同士がツンツンしてて最後はデレる、破壊力が絶大

本の感想, つれづれまとめ

2017年に読んで面白かった本を10シリーズほど上げてみます。

※順番は2017年に該当シリーズを一番最初に読んだ順(だいたい)。
※書影や感想は、2017年に読了したものを挙げております。

本の感想チサトアキラ

先帝の姪でありながらも権力から遠く離れたところで平和に暮らしている公主・陽琳は仙人になるために日々「センカツ」に勤しんでいた。ある日、従兄である帝のご機嫌伺いに皇宮に向かった陽琳は、そこで本物の怪異と遭遇してしまう。暴走しがちな陽琳を影に日向にサポート(操作)する家令の紫晃とともに、日頃培った仙人の知識を総動員して陽琳は事件の解決に取り組むことになる。

陽琳の暴走が面白いんだけど見ているのがつらい(いい意味で)。

本の感想, 作者名 は行文野あかね

吸血鬼を人間に戻すための秘薬の材料である銀の薔薇を手に入れたアメリアは、ユージンたちのために銀の薔薇を育てようとするが薔薇が枯れはじめる。薔薇を育てるための情報を得ようと、奔走するアメリアだが、同時にユージンと敵対する吸血鬼であるディオンもユージンを陥れるため暗躍しており……

真っ直ぐなヒロインは良いものですね、という完結編でした。

本の感想, 作者名 た行富樫聖夜

18年前に魔王が封印されるときに折れてしまった聖剣の生まれ変わりであるルティアは、冒険者ギルドに属しつつ、魔王とともに眠っている聖剣の勇者のもとに向かうために最後の戦いの地に向かうべくお金を溜めていたが、ギルドの長である養父からの許しを得ることができずにいいた。そんなある日、街に上級の冒険者アルドがやってくる。名前は違うが確かに自分の勇者アシュであることに気付いたルティアだが、昔のアシュとは全く違う落ち着きぶりに戸惑いを覚える。

「タイトルの状態に至るまで」のお話でした。

本の感想, 作者名 あ行一石月下

貧乏官僚の家に生まれた双子の春蘭と春雷は、一家の苦境を救うべくそれぞれ後宮の女官と官僚として出仕することなるが、活動的な姉の春蘭が春雷として、そして大人しく着飾ることが好きな春雷が春蘭として、それぞれ入れ替わりで都に向かうことになった。

姉弟の男女入れ替わりモノ、期待通りの面白さでした。