本の感想, お気に入り, 作者名 ま行宮野美嘉

男爵家の次女アシュリーは絶世の美女と名高い姉が突如結婚してしまったことに伴い、祖父の旧友の孫である伯爵家の当主かつ貿易商を営んでいるロイに嫁ぐことになる。嫁ぐにあたり理想の夫婦になろうと決意するアシュリーだが、ロイはお互いに干渉しない当世風の夫婦となることを提案する。さらに伯爵家ではロイの子ども5人に出迎えられ……

どんな「不実」な旦那さんかと思えば、不器用な旦那さんでした。

本の感想, 作者名 ま行麻木琴加

女であることを隠して騎士を務めるルティウスは、側近の騎士を決めない国王ヴァイスの護衛のために、「女装」して王の婚約者候補としてを偽装して護衛任務についていた。先日の事件の解決後も、引き続き婚約者として扱われることになったルティウスは、なぜかヴァイスと「交換日記」を始めることになり、その内容に苦慮する。

相変わらずドタバタしてて、そして次は腹黒弟(笑)。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行深山くのえ

子爵家の令嬢紗子は、失踪した父の多額の借金を返済するためのお金を工面するため向かった質屋で、帝大の医学生伊織に出会う。この出会いをきっかけに、子爵家で「下宿屋」を始めることにした紗子は、伊織に徐々に惹かれていき……

子爵令嬢と(ぱっとみ)書生さん(に偽装している)医大生の恋物語!大正ロマン!

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行三川みり

落馬事故により、事故に巻き込まれた下働きの少女グレーテルの体に魂が乗り移ってしまった王女フレデリカは、グレーテルの幼なじみで地獄の門番」と恐れられる騎士イザークの力を借り、自分の体に戻るための方法を捜すが……

大層面白かったです。

本の感想, 作者名 ま行槇ありさ

「勝利の女神」として兄王子に代わり戦場に立つセルジアン王国の王女アリシアは、突如くだされた神託による「世界の終わり」を回避すべく、側近とともに密かに旅に出る。一方、セルジアンの敵国オルトの王子レヴィンも同じく神託により「世界の終わり」の回避のための旅に出立していた。

敵国のお姫様と王子様というそれだけでもう。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

国を揺るがす事件から2年、現国王の元側近ネイトと共に故郷に帰り穏やかな毎日を過ごしていたアティーシャは、王都で男装していた頃の協力者かつ親友マデリーンから結婚式への招待を受ける。マデリーンの婚約者トールディとも友人であるアティはなんとしても結婚式に参加したいと考えるが、王都時代はアティの弟サディとして性別を詐称していたことから、すんなり結婚式に出席できるわけもなかったが、ネイトやマデリーンの尽力で、サディの姉としての出席の道筋が立ち始める。

アティもネイトさんも幸せそうで何より。

本の感想, 作者名 ま行群竹くれは

シスター見習いのエリカは薬草学者を目指しつつ片田舎で慎ましく暮らしていたが、ある日彼女の論文を読み研究員として迎え入れたいと子爵かつ実業家のアシュリーがエリカを迎えに来る。アシュリーに説得されて王都に向かったエリカだが、エリカの下宿先はアシュリーの屋敷で、しかもアシュリーは彼女に研究をさせるどころかお嬢様扱いをする毎日。エリカは1日も早く研究員として役立ちたいと考えるが……

後半の「謎解き」が面白かったなー。

本の感想, 作者名 ま行宮原ソラ

家柄はいいが貧乏貴族のマリーは、生活のためにまだまだ珍しい女性官僚となり、左大臣の元(ただし下っ端の下っ端)で官僚生活を満喫していた。順調に官僚生活を送っていた彼女だが、上司である左大臣が交代し、国王の甥でもあるメルトファレス公爵ユージンがあらたに左大臣の座につく。下々の者には関係のない話だと高をくくっていたマリーだが、ユージンに「無礼」を働いてしまったため、マリーは毎朝ユージンの執務室を掃除するという役目を仰せつかることになる。

テンポのよいお話で楽しかったです。

本の感想, 作者名 ま行御永真幸

レイジェルド王国に新しい学院が設立されることとなったが、女性の入学は認められていなかった。なんとかして女性の入学者の実績をつくろうと画策するユフィの前に、難問をさらりと回答する謎の女性が現れユフィは彼女に期待をかける。しかし、学院の最大のスポンサーで理事長でもあるクロスバイン公爵は女性に門戸を開くことに対して非常に消極的であった。

こ、これは……!(今回のゲストキャラのあれこれに転んだ

本の感想, 作者名 ま行瑞山いつき

兄が作った巨額の借金を肩代わりしてもらう代わりにナトライト伯爵家のアダムに嫁ぐことになった伯爵令嬢セラフィーナは、アダムとその家令以外は自動人形しかいないというナトライト伯爵家に辿り着くやいなや自動人形に襲われてしまう。

あら、これはなかなか(好みです)。