本の感想, 作者名 ま行三川みり

長い間国交のなかった西沙国との国交樹立の話が持ち上がるが、難しい交渉に悩む皇帝に夜食を供する事になった理美は、西沙国の使節団の対応を一任された朱西への想いを封じようとする。朱西も理美と同じく自らの恋心を無いものとしようとする。そんな中、使節団をもてなすために、双方の国の料理を融合した料理を作ることになった理美は両国の料理人と協力して饗応のための品を作り出そうとする。

が、がっつり三角関係だ……!

作者名 ま行本宮ことは

妖魔に耐性がある理由から、あこがれの聖騎士団に入団できたディディスだが、恐怖心から武器が扱えず、天馬の世話係を拝命する。ある日、誰もが憧れる英雄リュスランドのもつ双剣の片割に選ばれてしまったディディスは、武器が扱えないのに精鋭部隊の一員に加えられてしまう。

武器が握れないのなら投げればいいのよというヒロインが強い。

本の感想, 作者名 ま行三川みり

現皇帝の四人の妃嬪の中で、誰が「明来告知」の儀式で皇帝の横に立つかで揺れる後宮。皇帝は妃嬪たちに決めさせることを了承し、その話し合いのために理美と朱西は毎晩妃嬪に夜食を提供することになる。それぞれに事情を抱える妃嬪に話を聞いてまわる理美だが、そんな理美に儀式に必要な宝珠の盗難の嫌疑がかけられる。

たくましい女の人っていいな!と思いました。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

吉報に湧くコルドン家に、コルドン家が封印を施していた悪霊の魔女復活の知らせがもたらされる。一人対応に向かったジェイクを追ってサアラが出発し、そのサアラを連れ戻すという名目でエリオスまでもが現地に向かう。さらに、コルドン家に加えてギルとミゼルカまでもが魔女への対応を要請されたとやってきて……

これ以上はないという大団円でした。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

サアラたちの前に、ジェイドを父と呼ぶ幼女の幽霊が現れる。ジェイドの子であれば我が子も同然と喜々として受け入れるサアラに、ジェイドは幽霊にこれ以上関係するなと強く言い渡す。

相変わらずのサアラの強さにただただ脱帽。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

公爵領での幽霊事件の解決に向かったジェイクは、そこで10年分の記憶を失ってしまう。ジェイクをもう一度自分に惚れさせると宣言したサアラは、ジェイクに拒絶されながらも果敢にジェイクに挑んでいく。一方、ジェイクの追う幽霊を追って、他家の墓守・ギルとミゼルカが公爵領にやってくる。ジェイクの記憶喪失の原因をなんとかできるが、元に戻す協力はしないとギルは言い切って……

ギルさんとミゼルカさんがいろいろと強烈でした。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

怪人の幽霊に狙われている令嬢イゼットとその婚約者を保護することになったコルドン家。怪人を恐れるイゼットがジェイドから離れず、その上、ジェイドの寝室に潜り込むという事態まで発生してしまう。事件を解決して早く二人を屋敷から追い出すことを決意したサアラは、独自に行動をはじめる。

事件の顛末にちょっとびっくり。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

サアラのもとに、知り合いの令嬢から婚約披露のパーティーに招待されたサアラは、意気揚々とパーティーに乗り込む。そこで、サアラが親しくしていた令嬢が数か月前から行方不明であることを知ったサアラだが、そんなサアラの元に仕事で追っていた幽霊を追いかけてジェイクがやってくる。

今まで読んだことのある少女小説のヒロインの中で、たぶん一番病んでるなぁ……!

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

嫁ぎ先の伯爵家の当主ジェイクに恋をしたサアラだが、ジェイクは相変わらずサアラのアタックには無頓着であった。ある日、サアラが目を覚ますとジェイクは領地の外の幽霊問題を解決するためい一人出て行ってしまった後。数日間はおとなしくしていたサアラだが、程なくしてジェイクを追いかけることにする。

恋するサアラが可愛いのに、どこか怖いのがこのシリーズの醍醐味だな、と。

本の感想, 作者名 ま行三川みり

大国崑国への貢物として後宮入りすることになった和国の姫宮理美は、後宮の片隅で女官として遇せられていた。後宮での栄達を望むことなく、平穏に暮らす予定の理美だったが、故国からの貢物が原因で皇帝への不敬罪で死罪に処せられそうになり、皇帝に美味しいと言わせる料理を提供することができれば罪を問われないという条件を引き出した。故国で神に捧げる料理番の役割を担っていた理美は、皇帝の教育係の力も借りてなんとか美味しい料理を作ろうとするが……

ヒロインもヒーローも超マイペースだった(新感覚)。