本の感想, お気に入り, 作者名 ま行森崎朝香

自分と母親を守るため女性にしては珍しく士官学校に入学した花冠は、卒業前の御前試合で公子を打ち負かしてしまう。そんな花冠は遊軍将軍の補佐官という御前試合で優勝した者が配属されるはずのない下位の部隊であった。しかし、花冠は遊軍将軍の巴青炎と共に毎日を送るうちに、将軍に追いつきたいという目標が生まれる。

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

退職届を残して突如姿を消したカートを追って、ジョエルはカートの故郷に向かう。カートの母親が経営する吸血鬼だけを集めた娼館に乗り込んだジョエルはカートの説得に乗り出した。そして、二人の話し合いが平行線をたどる中、突如カートの父親クラウスが現れる。ふざけた態度の中にも逆らえない何かを感じさせる強力な吸血鬼であるクラウスにカートはあらがえずに……

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

父親と世界中を旅していたジャスティンは、病気の祖母を見舞うため7年振りに単身で自宅である城に戻る。全寮制の女子校になっていたはずの城はなぜか財産管理人に乗っ取られて全寮制の男子校となっており、ジャスティンは身を守るためメイドとして男子校に潜入することにする。そんな彼女の元に旅先の父から謎の魔導書が届けられる。そこから出てきたのは、ジャスティンの大嫌いな「美形」のやる気のない悪魔だった。

本の感想, 作者名 あ行宇津田晴

邪神復活のために戦の絶えない隣の大陸に渡った賀杖の野望を阻止するため、珠国と幡国は共同で事態に取り組むこととし、その舵取りを幡国の嫡子である龍牙に任せる。賀杖問題を話し合うために珠国にやってきた龍牙は蓮祥をめぐり珠国の重鎮達と一進一退の攻防を繰り広げることになる。そして、珠国には蓮祥にまつわるとある噂を確認するため、異国からとある人物がやってきた。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

ロンドンの職業斡旋所から話し相手(コンパニオン)としてバクスター家に派遣されたミルカは、結婚を控え屋敷に閉じこもっているご令嬢キャロラインの心をほぐそうと奔走する。年若い執事スティーヴンをなんとか企みに巻き込み、キャロラインとその婚約者ロイドの秘密に迫るミルカであったが……

本の感想, 作者名 さ行清家未森

リヒャルトに会うためにシアランに潜入したミレーユ。人間違いで殺されかけて何とか逃げ出したものの目を覚ましたのはシアランの騎士団の駐屯地。リヒャルトのために潜入捜査を決意するミレーユは、記憶喪失と間違われたのをいいことに第五師団の見習いとしての居場所を確保する。雑用ばかりを押しつけられていたミレーユだが、ある日機密書類に触れる機会もある書記官に抜擢されて……

本の感想, 作者名 ま行毛利志生子

聖寿大祭に間に合うように、ラセルをつれてヤルルンに急行した翠蘭。つつがなくラセルとイェルカのお披露目を終えることができたのもつかの間、ソンツェン・ガムポ大王に今後の身の振り方について問われた翠蘭は、ラセルのために決断を下す。そして、ソンツェン・ガムポより一刻の猶予を与えられた翠蘭は、リジムの妹が嫁いだシャンシュンに大王の使者として向かうこととなるが、シャンシュンでの扱いは酷いものであった

本の感想, 作者名 ま行毛利志生子

戦場からもたらされた突然の知らせに、皆の帰りを待つ翠蘭たちはその対応に明け暮れる。そして、城が上を下への大騒ぎとなる中、翠蘭の侍女ロナアルワの妊娠が発覚する。お腹の子供の父親が誰かを中々言わないロナアルワがようやく口にしたのはリジムの名だった。

本の感想, 作者名 ま行前田栄

全てのヴァンパイアに敬われているという『始まりの御方』の招きを受け、ヘンリーにヴァンパイアの国である『根の国』に連れて行ってもらったミカエラと『J・C』、そしてウォルフに連行される形となったカールは、御方から世界の秘密を聞く。そして、エリオットの約定破りの始末の方法を決めるためにエリオットとカールが戦うという方法が御方より提案され、カールはエリオットと最後の決戦に臨むこととなる。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

シュータン帝国がリスタル王国に宣戦布告を行い、二国間での戦端が開かれた。第二王女シェリカの誕生パーティーの場でその報を聞いたライルは騎士団の一員として戦いに身を投じることとなる。そして、アランダム騎士団で戦争の準備を進めるシェナンは、次第に人の心をつかんでいく。一方、ミルヒランドでクルサードに再会したアリアは、クルサードの不審な行動の真意をつかめずにいた。