本の感想, お気に入り, 作者名 あ行藍川竜樹

拡大をつづけるブルク帝国の花嫁として嫁ぐことになったアルディナの王女ヘルミナだが、彼女自身はこの年まで生きていること不思議なくらいの虚弱体質かつ病気持ちだった。ブルク帝国に半死になりながらたどり着いたヘルミアは、結婚の日までの世話係としてヘルミナ付となったカエサルが皇帝への反旗を翻そうとしていることに気付く。カエサルの同士として自分を迎えるようもちかけたヘルミナをカエサルは……。

おもしろかった!少女小説ヒストリカルロマンはよいものだ……!

本の感想, 作者名 あ行御永真幸

王立警察の出世街道の先頭をはしっていたジークだが、一つのミスから雑用係として有名な「シグザール警察刑事課・十三区特別命令班」に左遷されてしまう。そこでのただ一人の同僚イリスは、持ち込まれた依頼を朝から晩までこなしている。警察官になった理由になにやら黒いものがあるらしいイリスだが、ジークはだんだんイリスのペースにまきこまれていき……

サブタイトルが秀逸だなぁという作品でした。続き読みたい。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

サアラたちの前に、ジェイドを父と呼ぶ幼女の幽霊が現れる。ジェイドの子であれば我が子も同然と喜々として受け入れるサアラに、ジェイドは幽霊にこれ以上関係するなと強く言い渡す。

相変わらずのサアラの強さにただただ脱帽。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

無事恋人同士になったマリアーヌとロベルトだが、噂が先行し、マリアーヌは実家から勘当の通告を受けてしまう。なんとか実家の疑いをマリアーヌが晴らそうとする中、マリアーヌの故郷があるシノンで謎の盗賊団が各地を荒らし回っているという情報がもたらされる。ロベルトが一計を講じ、マリアーヌとともにシノンの救護に向かうことになり……

だいぶ間が空きましたが、きれいに完結の第3巻でした。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

公爵領での幽霊事件の解決に向かったジェイクは、そこで10年分の記憶を失ってしまう。ジェイクをもう一度自分に惚れさせると宣言したサアラは、ジェイクに拒絶されながらも果敢にジェイクに挑んでいく。一方、ジェイクの追う幽霊を追って、他家の墓守・ギルとミゼルカが公爵領にやってくる。ジェイクの記憶喪失の原因をなんとかできるが、元に戻す協力はしないとギルは言い切って……

ギルさんとミゼルカさんがいろいろと強烈でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行長月遥

ひどい花粉症から逃げるために、なんとか北方の小国の王太子イスカとの婚約を成立させた大国の姫君フローレンスだが、北方の国にも夏がやってきてしまう。故国よりましとはいえ花粉は飛んでいるため、フローレンスは自室に引きこもることを決意するが、そんな矢先に西方諸国との国境に大砂漠帝国軍が攻め込んできたという情報がもたらされる。フローレンスは故国の権威を盾に進軍の助けとなるため、軍を率いて救援に向かうイスカに同行することになる。

まさか戦記物少女小説になるなんて!(嬉しい誤算)

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

怪人の幽霊に狙われている令嬢イゼットとその婚約者を保護することになったコルドン家。怪人を恐れるイゼットがジェイドから離れず、その上、ジェイドの寝室に潜り込むという事態まで発生してしまう。事件を解決して早く二人を屋敷から追い出すことを決意したサアラは、独自に行動をはじめる。

事件の顛末にちょっとびっくり。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石田リンネ

フリートヘルムが起こしたクーデターの中、メルディとアストリッドとともになんとか王宮を脱出したレティは、囮になるアストリッドと分かれてメルディと二人で逃避行を開始する。一方、フリートヘルム派に軟禁されたレティの騎士たちは、それぞれの立場で行動を開始して……

最終章開始の一冊、いつもながらに面白かったです。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

サアラのもとに、知り合いの令嬢から婚約披露のパーティーに招待されたサアラは、意気揚々とパーティーに乗り込む。そこで、サアラが親しくしていた令嬢が数か月前から行方不明であることを知ったサアラだが、そんなサアラの元に仕事で追っていた幽霊を追いかけてジェイクがやってくる。

今まで読んだことのある少女小説のヒロインの中で、たぶん一番病んでるなぁ……!

本の感想, 作者名 さ行芝原歌織

女王の姪であるものの、だらしのない父(王弟)のおかげで王宮を追われ、母方の叔父(ろくでなし)のもとに身を寄せ貧乏生活を送っていた鳳琳は、すっかり男嫌いになってしまう。そんな彼女のもとに、王宮から官吏が訪ねてきて、短期の契約女王の話を持ちかける。報酬につられて女王業を始めた鳳琳は、女王の証である指輪をつけると夜は男好きの女神・妲姫に体を乗っ取られてしまうという生活が始まってしまい……

ドタバタ逆ハーレム中華ファンタジー、なんのかんので楽しかったです。