宝塚 / タカラヅカスペシャル2009 WAY TO GLORY

素人の観劇日記宝塚

ダメ元で抽選販売申し込んだらなんか当たっちゃったから観てきたよ!の年に一度の宝塚のお祭りイベントに行ってきました。
実は、「イベントもの」って初めて観る(そ、そう、映像ですら観たことがない!)のでどんなものかとても興味津々だったんですが、面白かったです。豪華すぎてどこ観ればいいか分からない。トップスターさんがずらりと並ぶとキラキラと凄い迫力だなぁと思いました。

主にもえを原動力として適当に書き殴った感想は続きです。ネタバレの配慮とか全くしていないのでそこらへんはご容赦下さい。

■第一部 今年の公演を振り返る
:彩吹さんのアンドレ!と思ったらなまりすぎて笑った。まさか外伝のネタをここまで昇華するとはっ!ゾロはやっぱりかっこよかった。
:大江山逆転裁判。ま、まさかもう一度みつるぎ検事が生で見られるなんてっ!やっぱり逆転裁判のビジュアルはすばらしい。そして、逆転裁判の汎用性の高さに笑った。「異議あり!」はやっぱり気持ちいいなぁ。大江山のクライマックスのシーンと馴染みすぎです。逆裁のコスプレのままで日舞とか吹いた。そして、酒呑童子がことあるごとにお酒かっくらってるのにときめいた。
あと、序盤のメドレーのアパショで蘭とむさんと大空さんが絡んでるのみて鼻血出そうになった。
:一番まともにじっくりコントをしていた印象があります。なんせ、ネタは太王四神記一本ですからねぇ。まさかもう一度プルキル様が(以下略)。そして、やっぱり私はヅカ版キハのビジュアルが好きなんだと再確認した。
:バウ組の人と、最後にみんなでランベス・ウォークと。ミーマイの曲は元気が出てよいです。ランベスは手拍子が自然に出るいい曲です。
理事:キッチュを披露されていた。す、すごい。これこのまま東宝版に出ればいいと思う……。理事といえば、第二部では風と共に去りぬショーもされていたしで体感的に半分くらい理事onステージだったような感じ。それにしても、理事の美しさと存在感はもはやもう異次元の領域や……。

■第二部 宝塚の95年の軌跡を振り返る
あーんな名曲やこーんな名曲たくさんでとても楽しかった!……けどスイマセン、ファン歴浅いので知らない曲の方が多かったです……。見たことあるのは多いんだけど、曲までは覚えてないです。
第一部で目がいくつあっても足りないわ!と思っていたので第二部はどうしようかと脳内シミュレーションをしていたのですが、はじまってみれば数人ずつのメドレーなのでついて行けました。個人的に一番うおっと思ったのは、ショーメドレーの最後の「明日へのエナジー」です。この曲本当に好きで、また生で聞けるとは!と。コーラスも凄い豪華でゾクゾクしました。やっぱり迫力のある歌はいいなぁ。スペシャルならではの組み合わせ交換デュエットダンスも面白かったなぁ。柚希さん・愛原さん組のダンスが凄い迫力だったわ……!

で、最後の最後の男役ボレロに涎をとても我慢しました。もうわたしどこ観ればいいか分からないよ!「欲望に忠実に観るべし」とアドバイスを頂いていたのですが、忠実に観てもとても忙しかったです。やっぱ群舞はすばらしいです。生きてて良かったです。
宙組さんのあの人やこの人を追いかけるのに必死だったり(最近十輝さんセンサーも内蔵された)、彩吹さんの圧巻のソロにちょっと寂しくなったり、理事やっぱりすごいやと思ったりといろいろとても楽しい2時間でした。ええもんみたわ……。

で、ちょっと面白いなぁと思ったのが今日の客席。
今日私が観たのは「友の会優先公演」でした。優先公演は抽選発売時点で売り切れているので、たぶんほとんど友の会の人(招待客とかはようしらん)。
今回の抽選では、「一人一枚1回のみ」しか申し込めない
→つまり、基本的に隣は知らない人
→はじまる直前、みんな席についたとき妙に静か(隣の人と喋らないから)
ということで、なんかちょっと一種異様な雰囲気でした。今から何がはじまるの!と思わず思ってしまうような……!幕開いちゃうとそんなの関係ないですけどね。