宝塚-月組 / Dancing Heroes
そのか様が踊りまくるバウ公演 Dancing Heroes を観てきました。
そのか様もすごかったんだけど、18名の出演者がとっても素晴らしくて、本当に、本当に観ることができて良かったです。その節はお世話になりました、Cさん!(誘っていただいて本当に感謝)
ショーの感想の上に、月組さんにそれほど詳しくないので簡単なメモ程度の感想で。
■第一部 Heroes
どのシーンもとてもすごくて大興奮だったんですが、まずは「赤い靴」のシーンが印象的です。トートダンサーならぬ、黒天使風の宇月さんに……目が釘付け。ちょっとかわいらしい少年系のトート様だ!と思ってしまいました。
そして引き続きのタンゴのシーンですが、もうこれめっちゃかっこいいんです!ショーで観るタンゴってとっても格好良くて好きなんですが、このタンゴもちょっとアダルティでかっこよくて、食い入るように見ておりました。
そしてなんといっても第一部の目玉は和太鼓。桐生さんのソロでの大太鼓から宇月さんと貴千さん(だと思うのですが!)の三人での競演。一旦太鼓から離れての全員参加のダンスに引き続き、最後は全員での太鼓とすっごく迫力でした。みんなすっごい笑顔で楽しそうに太鼓を演奏されていて見ているこっちも興奮してしまいます。和装のダンスもめっちゃかっこよかったしなぁ。男役さんの衣装もかっこよかったんですが、ああいう娘役さんのお衣装が大変好みです。
■第二部 Dancing
オーソドックスな展開かな?と思ったらMCが入ってびっくり!でした。MC、噂は聞いてたんだけどこんな真ん中にはいるんだ~となんだか感心。この日はセンター試験の日ということで、勉強にまつわる思い出話だったんですが、踊っておられるときのきりりとした桐生さんからはうって変わって天然すぎてギャップもえでした。勉強、苦手だったんだなぁ……ということがよく伝わっちゃいましたよ(笑)。大変かわいかったです。
後半でもいろいろとときめきポイントは多かったんですが、白鳥の湖のシーンはすごいなぁと思いました。宇月さんがメインで歌っておどってるぅぅ!とときめきました。
しかし、一番のときめきは「巴里の紳士」がけだるげに絡むところですね!そのか様、どえす。かと思えば、ラストの桐生さんのソロの白いお衣装のダンスでは純真無垢な少年のようで、この変幻自在っぷりがすごいなぁと感心しました。
使われていた曲も耳になじみのある曲がちらほらあって、この点でも一緒に楽しめたなぁと思います。アメイジング・グレイスやパッヘルベルのカノンなどのとても好きな曲もあったので一人で興奮。そして、終盤に出演者全員の名前を呼んだ紹介もあって、至れり尽くせりだ!といろいろ感動してしまいました。
ダンスだけの公演って見たことなかったのでどんなのかな?と興味津々でして、(そのかさまがメインであるという点を置いておいても)とっても素晴らしい公演だったので、他の組でもこんなかんじで若手さんメインでどんどんやってほしいなぁと思ってる次第であります。ちょっと前はやってたけど、その頃はまだこっちの世界に完全に開眼してなかったから……期待してます。