宝塚-宙組 / ヴァレンチノ
宙組さんのドラマシティ公演、ヴァレンチノを観に行ってきました。
再演であるということ、くらいしか情報なくて、ポスター等事前にふれるビジュアルからはめっちゃシリアスでハードボイルドな作品なのかなぁと思ってたんですが……そんなことないんですね。シリアスであることは確かなんですが、笑えるシーンがあり、そして主役がちょっとかわいかったです。
今回はちょいと短めの感想で。
ヴァレンチノといえば私の中ではアパショナードのヴァレンチノ、なんですが(それくらいの情報しかない)、知っている知識は全部使われていました(笑)。
あれ、思っているのと違うぞ?と思ったのは最初の最初、ヴァレンチノが思いっきりなまった英語を喋ったところから。調子のいいイタリア人、を地でいく子犬というか柴犬系のかわいさを持ったヴァレンチノにキュンとしてしまいました。
おお、ゆうみさんが久しぶりに悪役で黒い、あのしてやったりの笑顔!
野々さんの禁断の恋じゃない役は好きだなぁ、かわいい。
ナターシャ、かっこいいい!
ファンの女の子がたくさん出てくるシーン、これ普通に地を出せば行けるんじゃないだろうか?とか思う程度に親近感をもちました。あ、星吹さんみっけ!(娘役の!星吹さんはじめて認識した)
などと要所要所でわくわくしつつ、周囲が「ルドルフ・ヴァレンチノ」であることに期待する一方で、本人はただの「ルーディー」になりたい……と懊悩する様子が胸を打ちました。……結婚は、結婚前にちゃんとすりあわせしときなはれ、と大変突っ込みたくなりました。うん、でもナターシャ格好良かったからいいや。
若くしてなくなった、という悲劇なのですが、なんだかwikipediaさんを調べて見ると死因が、死因が…… [1]胃潰瘍の手術の術後が悪くてお亡くなりに。wikipediaさんがどこまで本当か、というお話もありますが、脚色すごい!と思った次第です。
凄く楽しみにしていて、実際観劇中は凄く楽しんだんですがいかんせん直近で発生した大災害のおかげか全くテンションが上がらずなんだか気分が乗りきらず……。また心から楽しめる日が来ますように。
References
↑1 | 胃潰瘍の手術の術後が悪くてお亡くなりに |