宝塚-花組 / 「長い春の果てに」「カノン」

素人の観劇日記宝塚, 花組

花組さんの全国ツアー公演(梅田芸術劇場)「長い春の果てに」「カノン」を観てきました。
(ギャグじゃないけど)面白い面白い、というお話を小耳にはさんでおりまして、何がどう面白いのかとちょっとわくわくしながら観てきたんですが、面白かったです。じゅりあ様無双。


■長い春の果てに
2002年に月組で公演された作品のリバイバル。蘭寿さんの白衣というだけで動悸息切れなんですが、なんとこれにオプションでメガネが!メガネが!メガネは知らなかったので破壊力がありすぎました。かっこいー。ふらふらと遊びまわっている遊び人なのにかっこいいとか!なんということでしょう、憎い。エヴァに出会って自分を取り戻していく姿が良かったです、かっこいいですし。対する蘭ちゃん扮するエヴァは12歳とか13歳くらいの女の子なんですが、これまた可愛くて!そりゃあんなにカワイイ子に猛烈にアタックくらったらお兄さんもタジタジでメロメロですよねぇ。一歩間違えればロ・・・ですが、まあ可愛いしかっこいいので!
あとは女性陣が強いお話で、この点は普段の宝塚では結構珍しいところも良かったです。月組さんでは主要な女性陣を男役さんがやられていた、というのもちょっと納得。ナタリーもフローレンスもいい女だ。ああいう女性好きだなぁ。
お話も綺麗に綺麗にまとまっていて、とてもわたし好みでした。特に5年後のエピローグのところ、好みすぎてどうしようかと思いました。こういうのいいなぁ。

そして、問題のじゅりあ様無双ですが、本当に無双でした。高笑いしているだけなのに!ステファンの夢に出てくる「うさぎちゃん」でも、じゅりあ様ははじけすぎていて、もう本当にどうしてくれようと思いました。やっぱりじゅりあ様好きだなぁ。

■カノン
前回の大劇場公演のショーを全国ツアー版に。見たことあるもののそれほど詳しくは覚えていなくて、また新鮮な気分で観られました。主題歌の脳内リフレイン度がここ最近のショーで一番高いんじゃないかなぁ、というショーで、脳内リフレインするショーはだいたい好きなので楽しかったです。
このショーで一番好きなところは、終盤のデュエットダンス周辺なんですが、今回はじゅりあ様まで参加されるとあり、更に好きになりました。デュエットダンスの割には各々勝手に踊ってる感の強い場面ですが、でも、あそこのドレスは綺麗でひらひらしていて好きなんです……。蘭寿さんは全体的にキラキラとかっこいいし、随所にもられる大阪ネタも面白かったし、楽しかった!