宝塚-雪組 / Footloose

素人の観劇日記宝塚, 雪組

雪組さんの梅田芸術劇場公演を観てきました。

高校生!主人公がアメリカの高校生!ヒロインももちろん高校生!若い!そして違和感ない!と、こう、音月さんと舞羽さんのキラキラした青春を楽しんできました。演出の小柳さんが気合を込めたという制服も可愛かったなぁ。実在しそうだけどたぶんないな(特に男子版)というギリギリのリアリティを追求した可愛い制服が非常に好みでした!

都会から田舎に転校してきた主人公が、ダンスとロックが禁止された街で一騒動を起こし、自分をそして周囲を変えて行く青春ストーリーで面白かったです。超有名曲ばかりです!という触れ込みだけは聞いていたので知っている曲あるかな?と思っていたら聞き覚えのある曲は1曲しかなかったですが十分ノリノリで楽しめました。そして、中盤以降の客席参加型のダンスシーンが良かったなぁ……いえまあ案の定いつものごとく3階席でひっそりみてたのでもちろん立ちませんでしたし、ペンライトも買わなかったので踊りもしませんでしたけど、雰囲気が!

個人的な着目ポイントの未涼さんの牧師さんパパに見とれていました。悩む牧師、眉間のシワに注目が必要です。パパとヒロインのすれ違いと和解というベタながらも泣ける展開がよかったです。

しかしこのお話、キリスト教の考え方がイマイチよくわからないのでピンとこないところもあるなぁ、とか、アメリカの高校生が卒業ダンスパーティーにかける情熱も(いくつか高校生ものの話を本で読んだり、バック・トゥー・ザ・フューチャーかなにかでそういうエピソードを見たことがあったりで)なんとなくわかったものの、もうちょっとちゃんとそこら辺を理解して見たらもっと楽しかっただろうなぁ、と思ったのも事実で。自分のモノの知らなさがもったいないことを改めて実感してしまった作品でもありました。