宝塚-花組 / 「サン=テグジュペリ」「CONGA!!」
花組さんの公演をみてまいりました。
どちらも夏にふさわしく、なかなか熱い公演だったなぁ、と思います(どっちもラテンに関係ある的に)。
■サン=テグジュペリ-「星の王子さま」になった操縦士(パイロット)-
「星の王子さま」を土台に、作者のサン=テグジュペリの生涯を描いた作品。「星の王子さま」を読まないと話がよくわかんないよ、という噂を聞いたので、観に行く前に読んだんですが、読んで正解でした [1] … Continue reading。星の王子さま、がんばりすぎやった……。王子さま要素すっとばして、「飛行機バカ」の愛と友情の物語、くらいにまとまってたら多分ここまでむむむ、と思うことなかったと思います。
場面場面はわりと好きなところもあるんですが、総じて結局何ですか?というか、場面のつながりに違和感感じる事が多くて、なんというか、結構しんどかったです。主人公カップルも(ロマンチックとは思いますが)あんまり心に響かなかったし。らんじゅさんの空軍の軍服とか、ショーのようなOPの王子様コスチュームとかは垂涎モノだったんですが。
あ、お気に入りのシーンがもう一つ。王子様ときつねさんのシーンが好きです、子ども番組のお歌みたいでほっこりした。よくよく考えるとほっこりでもなんでもないんですが、いいんだ、表面だけで楽しむんだ……。
結局は個人の好みにあんまりジャストミートしなかったので微妙な感想しかでてきませんが、まあ、宝塚だからな……たまにはこういうこともあるだろう……。
■CONGA!!
一方のショーは、ラテンをモチーフにしたひっじょーーーーに暑苦しいショーでした。楽しかったー!役者さんどころか大階段まで全力でCONGA!の熱いラテンショーで、見所たくさんですごい困りましたが、とりあえず、ここツボると言われていた「魔法少女」に案の定反応しました。く、トップ娘役に魔法のステッキ持たせるとか、反則すぎる!あと、女装祭りが開催されていてこちらも楽しかったです。華形さんの、女装。思わずガン見した。
全般的に娘役さんがすっごく強そうなのも素敵だったなぁ。もう先頭切って突っ込んでいきそうなくらいの迫力だった。一番強そうなのは、一花ちゃん。じゅりあ様はいつもどおり強そうで、そしてそれでもあの満面の笑みでごちそうさまでした。
References
↑1 | 常識がないので有名な文学作品はあんまり読んでいません。そして、なんでこれがこんなに世界的に人気のある作品なのか最後までわからない程度の理解しかできませんでした |