宝塚-宙組 / 銀河英雄伝説@TAKARAZUKA(博多座)
銀英伝の博多座公演のためだけに博多座に行って来ました。観劇しかしてないんですが、後悔なんてあるわけないです(いろいろあった)。
主要な所ではラインハルト、ヒルダ、キルヒアイス、ヤン、アンネローゼ、ブラウンシュヴァイク侯爵、解説のフェザーンのお兄さんお姉さん以外のメンツはだいたい総入替えのキャスティングで、登場されない方もいるので細部に少しずつ違いがあったりで、新鮮な気持ちで観ておりました。
で、感想ですが。美しすぎて言葉も出ない(引き続き)、でした(笑)。宝塚のために改変されたあれやこれやがハマりすぎて改造されたものとは思えません。
あとは適当に羅列で……。
- ラインハルトとキルヒアイスは言わずもがな。今回、キルヒアイスの最後の熱唱を今まで見た中で一番熱心に見ていたんですが、スポットライトの陰でもわかるバッチリまつげ!にびっくりしてました(そこが見る所?) ラインハルトがキルヒアイスの髪の毛をクシャッとするところが最大のときめきぽいんとです。
- ラインハルトとヒルダも言わずもがな。かわいいなぁ、ヒルダ。おせおせのヒルダはこれはこれでいいものだ、とやっぱり再確認してしまいました。
- 今回の新キャストで一番目を引いたのは、やっぱり犬様です。ゆうみさんの犬様よりラインハルトへの好意が暑苦しい気がしました。あと、ラインハルトも七海さん犬様への接し方が厳しかったように思います(笑)。そして、マントのところは……ラインハルトの手をにぎるところがより粘着質でしたね!
- 次に気になったのはやっぱり双璧、かなぁ。ロイエンタールのクールさとミッターマイヤーの熱さの対比がこれまた。アイコンタクトは少なめかな?と思いましたが、それでも感じるこのニコイチ感!
- 元帥府メンバーでは、やっぱり安定と安心のビッテンフェルトのアホ可愛さがよいものでした。更にパワーアップしてるし。ワーレン、ケンプあたりはまだまだ女の子だなぁと感じてしまったけどカッコ良かったのでいい。
- そして、安定と安心といえばフェザーンの二人組も。やっぱりお二人の解説はわかりやすいなぁ。
- ヤンのヤンらしい仕草の数々にもやっぱり胸キュン。サンセットバレーを歌うちょっと前の所で、制服を引っ張って間を取り繕ってるところとかもうなにこのちょっとヘタレっぽい所!と悶えました。
- そして私が大好きな星吹さんのヨブちゃんとジェシカの対決も相変わらず迫力でした。この二人、やっぱりすごいなぁ。
- 残念だったのは、ロイヤルファミリーが少なかったのでそのあたりばっさりカットだった所。しょうがないけど物足りない……!でも、侯爵と腹心でごそごそ悪巧みやってるところはよかったです。
個人的に一番好きなのは、一幕最後の国葬のシーンで(小池さんのこの手の演出に弱い)、今回は人数減ったものの相変わらずの迫力でした。もうこれを見るだけでも価値がある!と思ってしまうほどのお気に入りのシーンの一つでした。博多まで行くのかーとチケットを取った後も若干考えこんでしまいましたが、本当に行ってよかった公演でした。もう一回行きたいなぁ……!