どんどん強まる火力(主に莉杏、暁月も後半は負けてはいない)、なんかすごかったです(語彙力がない)。
積んでいるシリーズを読もうの取り組み第三弾、茉莉花官吏伝のサイドストーリーの赤奏国の皇帝夫妻のお話を一気読みしました。1巻は読んでたんですね……刊行されたときに……。これは10巻で完結なのでほぼ序盤から最後まで一気読みでした。大きな事件は9巻であらかた片付いていて、10巻はボーナストラックというか、最後の火力がここ数年で読んだ本で多分一番すごくて、すごくて(以下語彙力がないので……)
十三歳に懸想したら犯罪と苦悩するお兄さんと、全力で恋心をぶつける十三歳のタイマン勝負でした。もう最終巻は数年経過しているということもあり火力が強すぎて、読んでいる方も息が絶え絶えでした。なんだこれは本当にけしからん(ほめてます)。
暁月から出される大小さまざまな課題を莉杏が持ち前の前向きさと勤勉さと機転で解決していくお話で、茉莉花の物語で語られていた赤奏国の内乱が莉杏サイドから語られたり、茉莉花が潜入捜査して休戦まで持ち込んだ二国間のその後、和平交渉が語られたりと両シリーズのリンクが面白かったです。基本的に視点が莉杏視点なので、緊迫感はあるものの若干のほほんとしている(読者側もこの皇后さまなら何とかなるよね、という安心感はある)のもこのシリーズの大きな特徴かなーと思いました。とはいいつつ、終盤の叉羅国での逃避行はたいそう手に汗握りました。
ということで、他シリーズも読んでいると一粒で三度くらいおいしい本シリーズ、こちらも一気読みできてよかったです。
十三歳の誕生日、皇后になりました。2
石田リンネ/Izumi
ビーズログ文庫(2020.6)
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十三歳の誕生日、皇后になりました。10
石田リンネ/Izumi
ビーズログ文庫(2024.10)
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(書籍情報は今回の感想対象の最初の2巻と最後の10巻)
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