本の感想, お気に入り, 作者名 ま行茉雪ゆえ

刺繍を刺すことにすべての情熱を注ぐ伯爵令嬢アウローラは、(ドレスの)刺繍を堪能するために夜会に参加していた。そこで、侯爵子息で近衛騎士でもあるがフェリクスが投げた「婚約者を決めるための指輪」あたり、フェリクスの婚約者候補としてアウローラが選出されてしまう。実は人見知りで社交下手というフェリクスを助けるために、期間限定での婚約を受け入れたアウローラではあるがフェリクスの実家の面々はこの婚約に乗り気であった。

評判通り面白かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 は行日向夏

壬氏の西都訪問団が無事目的地にたどり着き、一行に加えられた猫猫も用意された屋敷で他の医官らとともに仕事に取りかかっていた。蝗害に備える準備も兼ね、地方の農村の視察を許された猫猫は、芋作を広めるために訪問団に無理やり参加させられていた羅半の兄とともに農村での耕作の状況を確認する。羅半(兄)の説明によると、どうもこの地の畑は手入れが行き届いておらずやる気のない畑だということだが……。

西都編が終わるまでに羅半兄の名前が明かされるかどうか、これが懸念事項になってしまった(面白かったです)。

本の感想, 作者名 は行深見アキ

伝説の「黄金瞳」を持つリタは、人さらいにあい闇市のオークションにかけられていた。法外な価格でリタを競り落としたのは、カルディア島に拠点を置くマフィア・ロレンツィ家を取り仕切るアルバート。リタを花嫁として迎えるというアルバートに連れられてカルディア島にたどり着いたリタは、ロレンツィ家で新しい生活を始めることになる。

リタとアルバートの一進一退の関係が良いものでした。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行仲村つばき

女王ジルダの妹で、アデールの姉であるミリアムが急死する。カスティア人の夫を持ち、カスティアとの関係を強化しようとしていたミリアムの死をきっかけに、隣国カスティアとイルバスとの緊張が一気に高まる中、グレンによるアデールの束縛は更に厳しいものになっていた。グレンがアデールに持ちかけた気晴らしから、重大な秘密の真相に偶然たどり着いてしまったアデールは、グレンの束縛から逃れ決断を下す。

怒涛の最終巻でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行仲村つばき

身を守るため、エタンの勧めでイルバスともゆかりのある常春の国・ニカヤに外交を兼ねてグレンとともに向かうことになったアデールは、前回の外交とは異なり、積極的に動いていた。ニカヤの王弟ユーリの案内でニカヤを知り、そしてニカヤで自分のなすべきことを再確認したアデールは、イルバスに戻り女王の許可のもと行動を起こす。

不穏すぎてぞくぞくしながら読んでました。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

王配をあてがおうとする宰相代行のカーイに引き続き諦めずに恋心をいだき続けるレナ。一方で、レナの誕生日を間近に控えミルナートに圧力をかけてくる隣国セレー帝国の大使であるバンディ侯爵の嫌がらせが悪化していた。侯爵を抑えるために、レナはカーイにも秘密にしている事実を侯爵に伝え手を引くように迫るが、同時にカーイにもその事実を知られてしまう。

きれいに丸く収まってよかった~!

本の感想, つれづれまとめ

2020年に読んで面白かった本を10シリーズほど上げてみます。
今回は久しぶり(2017年以来?)10シリーズリストアップできました。引きこもってたからね……。

※順番は2020年に該当シリーズを一番最初に読んだ順(だいたい)。
※書影や感想は、2020年に読了して感想を上げているものです。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行仲村つばき

革命により辺境の地に幽閉されていたイルバス王国の第三王女アデールは、隣国に逃れて王政復古を目指す姉の第一王女ジルダの腹心エタンにより幽閉されていた塔から助け出される。その後、王位を取り戻す準備を整えたジルダは、アデールを連れ国に戻り王位につく一方で、足場を固めるために、反革命派として国に残っていた伯爵家の従兄のグレンとのアデールの結婚を命じる。

甘さのかけらもないヒストリカル少女小説の開幕、面白かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

ミルナートの若き女王レナは、前王である亡き父の親友で彼女を支える摂政代理のカーイの花嫁になることを公言していた。しかし、カーイは間もなく成人を迎えるレナのために、王配候補を城に集め選抜を始めてしまう。カーイのことを諦めないレナは、王配候補の一人ジェスの協力を得て、母の指導の元ある作戦を実行しようとする。

脳内でカーイがCV:子安武人で再生されてた。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行暁佳奈

ようやくギルベルト再会したヴァイオレットは、ギルベルトとともにゆっくりと関係を築いてきたが、このままギルベルトのそばにいてもいいのかという思いを払拭できずにいた。仕事での遠方の出張が続くヴァイオレットは任務で地方基地への滞在が長引くギルベルトと直接会う時間がとれず、さらに不安にかられてしまう。

見事な最終巻でした。よかった!