本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石田リンネ

科挙試験を通過したものの、皇帝・珀陽の望む主席通過ができなかった茉莉花は、珀陽とその側近からから誰もが認める功績を上げることを求められることになる。そんな中、茉莉花とその同期に対し新人研修が始まるが、茉莉花は同時期に訪問していた隣国の”わがまま”皇帝の世話役となった女性官吏の補佐役が研修の課題となる。

茉莉花さん、えげつない……と楽しむと同時にちょっと背筋が寒くなってしまいました(いい意味で)。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行日向夏

権力者である壬氏に気に入られてしまった猫猫は首を突っ込んでしまったり相談を受けた事件の謎を推理しながら後宮勤めの年季が明けるのを待っていた。ところが、とある事件の始末の関係で、早く暇を出されることになった猫猫は花街に戻ることになる。後宮から離れてようやくややこしい事件に巻き込まれることなく生活できると思っていた猫猫だが、今度は壬氏が猫猫を直接雇うと大金を積んできた。

あーおもしろかった~(まだ完結してない)

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行恵ノ島すず

ジークは神の神託(実況と解説)のおかげでリーゼロッテと良好な関係を順調に築いており、リーゼロッテのラスボス化は防げるかと思われたが、ジークと相思相愛になっているにも関わらずリーゼロッテは悪夢に悩まされていた。リーゼロッテの体を乗っ取ろうとする古の魔女を討伐するために、遠藤くんと小林さんの指示に従い考えられうる最高の戦力を集めたジークは、ついに古の魔女が復活する日を迎える。

ありとあらゆる方向に完全無欠のハッピーエンドで大満足でした。よかったよかった。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行日向夏

花街で薬師として働いていた猫猫は、ある日人さらいにあい後宮に放り込まれてしまう。下女として地味に目立たず過ごし、年季が明けるのを待つ作戦にでた猫猫だが、帝の公子たちの体調が思わしくないという噂を聞いてしまう。野次馬根性で様子を確認した猫猫はすぐにその原因に思い当たり、地味に目立たないように行動を起こしたが……

おもしろかった!人気シリーズなのも納得の1冊目でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行恵ノ島すず

ある日、王族にだけ聞こえるという神の声が聞こえるようになった王太子ジーク。実況の遠藤と解説の小林と名乗る二神によると、ギクシャクしていた婚約者のリーゼロッテはただのツンデレで素直になれだけで、適宜神が背景を実況と解説してくれるという。来たるべき「破滅」を回避するため、神の声を聞きながらジークはリーゼロッテと向き合うことになる。

リーゼロッテにめろめろになってるジークさんが面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行染井由乃

リーンハルトのもとを逃げ出したレイラは、ルイスに捕らえられ塔に監禁されてしまう。妹の起こした不祥事から妹と公爵家を守るためにルイスのものになることを迫られたレイラはどう行動するべきか悩むが、ルイスが定めた回答期限が刻一刻と近付いてくる。

ハッピーエンドだった!

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他八巻にのは

柔道の元日本代表であったが、持ち前の超絶男運の悪さから巻き込まれたトラブルによりその座を退いた凛子は借金返済と学費のためにバイトと学業に勤しむ毎日を送っていた。凛子が掛け持ちするバイトの中でも一番待遇の良い黒宮警備で、特殊な案件を担当する裏四号警備部の黒宮七々瀬から彼の部署にスカウトされた凛子は、七々瀬の相棒としていわくつきの案件の処理に向かうことになる。

かっこよくてたのもしい凛子ちゃん(物理的にも強い)と、ずれてる七々瀬(本人は本気)のやり取りが楽しかった。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行染井由乃

事故に巻き込まれ2年間の昏睡状態から目覚めたレイラは、婚約者であった王太子ルイスはレイラの妹ローゼと結婚間近となっており、しかもローゼはルイスの子供を身ごもっているという事実を突きつけられる。非の打ち所のない完璧な公爵令嬢としてつらい日々に耐えてきたレイラは、自身の存在意義をなくし修道院に駆け込むことを決意するが、修道院に辿り着く前に魔術師リーンハルトに保護される。初対面のときから何故かレイラに求婚してくるリーンハルトと、その妹の家族と過ごすうちにリーンハルトに惹かれるレイラだが……

壮絶なすれ違いの物語でつらい(おもしろいです)

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行まめちょろ

お世継ぎ問題を回避すべく、恋人探しのために準舞踏会に乗り込んだオクタヴィアは道中思いがけず兄の恋人・シルと合流することになる。たどり着いた会場では、オクタヴィアが(恋人の)最有力候補とみなしていた人物であるルストと接触するが、オクタヴィアのとある記憶を呼び起こすことになってしまう。

転生の事情がえらくハードモードだった。これはなかなか。

本の感想, 作者名 あ行顎木あくみ

隠居した清霞の父から、義両親が住む別邸に招待された美世は、清霞とともに地方の別邸に向かう。義母が美世を婚約者として認めないものの、滞在中になんとか義母から認めてもらおうと美世は奮闘する。一方、清霞は別邸近くに最近出没しているという鬼の情報を求めて一人調査をすすめる。

なかなか爽快なツンデレ(九割九分九厘がツン)な義母様だった。