本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

ロディア達が持ち帰った情報から、アスファルによる侵攻の対策を練る海軍の上層部は議論が紛糾していた。マディスの圧倒的不利な状況を挽回するために、レーン号は単独でアルモニアの代弁者・アスファルの皇子・ザーヒルを誘拐するという作戦を決行する。

ロディアのタラシっぷりは、壮大な伏線でありました。

本の感想, 作者名 か行剛しいら

病気に冒され、日光に当たることもできず普通の食事もできないというジュリアン・ザビエル侯爵は、とある赤ん坊を森で拾いアンナと名付けて養女として養育する。美しい姫君に育ったアンナだが、普通の幸せを手に入れてほしいと願うジュリアンに対し、家族への親愛の情以上の物を抱くようになり……

おとぎ話のような吸血鬼モノでした。

本の感想, 作者名 か行久遠

4000年前の神殺しにより輪廻転生のシステムが起動しなくなってしまい、死した人の魂が幽鬼・謫仙となって人々を脅かす世界となっていた珠罌牢。ある事件で記憶をなくした幽冥は死んだ兄の後を継ぎ「贄人」を護る「義人」となるが、初めての謫仙との戦いで気を失ってしまい……

濃いお話でした。

本の感想, 作者名 か行剛しいら

ウラルの逼迫した財政状況から、結婚を一年間延長せざるを得なくなったことをアレンから聞いたパールは落ち込むものの、お妃修業のための時間と気持ちを切り替える。そんな折、諸国を漫遊しているザハードの皇子がウラルを訪れ、パールに一目惚れしてしまう。パールへのアプローチに堪忍袋の緒が切れたアレンは、ゴシュラムで行われる武術大会で決着をつけようと持ちかける。

こどものけんか!

本の感想, 作者名 か行河合ゆうみ

蒼馬が若太夫をつとめる柚木座の勧進能に付き添い、嵐山に向かった白火は、嵐山を訪れていた皇族・帯刀に見初められ、連れ去られてしまう。白火の行方を必死に追う蒼馬と日輪座の面々だが、帯刀の持つ権力の前に、白火を助け出すチャンスをつかめなく……

もうちょっとがんばれ蒼馬さん!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行古戸マチコ

淵国の第四王子・善の呪いを解き、彼と婚約したカナンだったが、善との結婚に不安を感じる日々を送る。そこでカナンはそれぞれの皇子を先生に「花嫁修業」をしてマリッジ・ブルーをはらそうとし、近頃カナンに対して複雑な感情をもてあます律はカナンに琴を教えることになる

律がかわいすぎてどうしようかと思った。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行喜多みどり

悪魔との結婚を解消すべく、夜な夜な「黒い羊(シスター・ブラックシープ)」として善行を重ねる男の子として育てられたコンスタンティン。そんなコンスタンティンに対し、悪魔はコンスタンティンとの結婚を確固たるものにしようと、街のお祭りを利用して悪だくみを計画していた。そして、悪魔を滅ぼすためにやって来た司祭のユリエルは、昼の助祭としての仕事中に事件に巻き込まれたコンスタンティンの「女装」を目撃してしまい、人には言えない苦悩の日々を送ることになる。

司祭も悪魔もかわいすぎてどうしようかと思った。

本の感想, 作者名 か行木村千世

< 青の薔薇十字団>本部に安置されていたはずのフランケンシュタイン博士の死体が蘇り、さらに王都に魔物を放って混乱を起こすという事件が起きる。セシアに取引を持ちかける博士の要求に応じ、セシアはラゼリオンと共に博士との交渉に臨むことになるが。

なんだかいろいろもったいない最終巻でした。

本の感想, 作者名 あ行, 作者名 か行, 作者名 は行片瀬由良, 葵木あんね, 深山くのえ

両親を亡くし、身分を捨て良家の姫君の女房として生きる綺は不思議な紙売りから一枚の薄様を買う。そして、青年貴族の高季は綺姫の買った薄様の残りを買うことになり……(冬の蝶)

「花嫁」にかけた短編3本。ごちそうさまでした。

本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

神をおろす「器」として自我をほぼ失ったシーカを保護していたハルセイデスだが、シーカを狙う闇の勢力がふたりと、そして合流していたカイたちを襲った。シーカを奪われたハルセイデスは、闇の女神復活の地にシーカを取り戻しに向かうが……

感無量、の最終巻でした。