本の感想, お気に入り, 作者名 さ行瀬川貴次

陰陽師を目指して地方から都にやってきた道冬は、とあることから陰陽寮の学生・憧れの人安倍吉昌に気に入られ、なにかれとなくかまわれる。それが原因で他の学生からねたまれ、悪質ないたずらの罠にはまってしまった道冬は……

付喪神と幽霊がかわいすぎるんですがどうしましょう。

本の感想, 作者名 さ行薗田愛琉

大好きな義姉が憧れの王子様の花嫁になるために必要な王家への貢ぎ物を入手するため、久遠の森にいるという変わり者の錬金術師を訪ねたチェリルは、貢ぎ物の制作を手伝うことになる。

童話みたいなお話でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行サマンサ・ジェイムス

サーストン侯爵・セバスチャンは放蕩者の弟を下町に迎えに行く途中で、怪我をして倒れているデヴォンを拾う。家に連れ帰り、デヴォンの治療をしたセバスチャンは、成り行きからデヴォンに淑女教育を実施することになる。デヴォンを知る知れば知るほどどうしようもなく彼女に惹かれる気持ちを何とか押さえ込もうとするセバスチャンは……。

セバスチャンとデヴォンの駆け引きが楽しかった。

本の感想, 作者名 さ行紫月恵里

鬼を滅ぼす力を持つ特殊な人形・七宝とその人形に動く力である「息吹」を吹き込むことのできる七宝士。幼い頃死にかけていたところを師匠に七宝士として見いだされた桜は、七宝の瑠璃の主となり、都を、国を守る任務に就いていた。鬼に関する連続殺事件が勃発し、都の守りを担当していた桜は瑠璃とともにその真相を探るが、その背景には七宝と七宝士の悲劇が見え隠れし……

桜ちゃんが結構飄々としてるところがなんだか好きだ。

本の感想, 作者名 さ行須賀しのぶ

妓楼・酔芙蓉が閉店した後も、哈爾浜(ハルビン)に残り芸伎・芙蓉として舞を舞い続けるフミ。日本と西洋の舞を融合させた独自の舞を追求するフミだが、あることからスランプに陥ってしまう。スランプから脱するために、西伯利(シベリア)への軍の慰問に同行することにするが、そこで思わぬトラブルに巻き込まれたフミを救ったのは……

相変わらず酷いジェットコースターだ(褒めてる)。続きは?!

本の感想, 作者名 さ行沢城利穂

天使と悪魔のハーフのミーシャは、両親亡き後母の相棒だった天界の鳥・ランクーとふたりで天界と魔界の中立地帯ネウテラで暮らしていた。ある日、エリート天使三人組にミーシャは無理やり天界に連れて行かれる。なんでもこの三人はミーシャの花婿候補らしく、ミーシャは出生率が下がり続ける天界の希望の星だとかで……

天使3人+悪魔1人。勝者は……?

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

両親と死に別れ、伯母の家に身を寄せるメルには誰にも言えない秘密があった。左腕に突如現れた謎のできもの、これが原因で畸端審問官に連行されるかもしれないと日々おびえるメルは、市場で審問官に見とがめられたところを変わり者と評判の大公家のアラストリナ姫に助けられる。アラストリナに恩返しするため、城に上がることを決意したメルは、読み書きの師匠であるトレガーに教えを受け、城に上がるだけの体裁を整えて……

がんばる女の子はよいものだ。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行清家あきら

認定キャリアーのライセンスを手に入れたリアンは、ダラスでも有力なアースキン家のご令嬢ウェンディからの依頼を受ける。リアン達を贔屓にしてくれることになったウエンディだが、リアンのミスから荷物と盗まれてしまうという失敗を犯してしまい、賠償としてクリスがウエンディの家に行くことになってしまう。クリスを取りもどすため、リー博士とともにリアンが取った行動は……(「人形なんかじゃいられない」)

人の永遠と、ロボットの永遠と。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

婚約式を間近に控えたミレーユに出された第三の試練は、今巷で流行の「禁断の恋の手記」の作者を捜すことだった。引き続きのミレーユ姫と第五騎士団のミシェルという二重生活で試練に挑むミレーユだが、リヒャルトの従兄フィデリオがミシェルに並々ならぬ関心を示しはじめ……

エドパパ、がんばった!

本の感想, 作者名 さ行桜木はな

革命の嵐が吹き荒れるフランスで零落した男爵家ボーモン家。男爵の次女アテネーは彼女を迎えに来た謎の軍人から自身が前フランス国王の隠し子であることを告げられ、家族の身の安全と引き替えに第一王女マリー・テレーズの身代わりとしてウィーンにいくように告げられる。

おお、清く正しい少女小説ロマンス!