本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

ギルダン=レイと別れ、セゲド族を連れ故国であるドムオイに向かったセフルは、途中水賊の根城「渦見城」で足止めを食らう。折良くリヴォに反旗を翻したゼメンスタンの軍が渦見城に攻め込んだのに乗じてセゲド族の一行と城から逃げ出すが、海の難所を越えることがでず……。一方のギルダン=レイはボルジの呪いと共にリヴォのスジャワを目指していた。

骨太ファンタジー第五巻で最終巻。最後まで骨太でした。

本の感想, 作者名 な行中村凉子

親を亡くしたシュリは母の後を継ぎ、神殿に住まう謎の青年アステナードの身の回りの世話をしながら穏やかな毎日を過ごしていた。ある日、シュリは神殿に詣でる王妃に付き添った第一王子ゼルディスと偶然出会い、親交を深める。しかし、そんな日常はすぐに別れを告げ、夏なのに雪が降り奇妙な花が咲き乱れるという「終焉の日」の到来により世界の終わりにかかわる一大事件にシュリは巻き込まれていくのであった。

うれし恥ずかし☆初恋の王子様がちょっと面白かった。むふふ(遠くから見守っていきたいタイプ)。

本の感想, 作者名 な行南咲麒麟

元気と食い気が取り柄の琶遥は幼なじみの蒼翼と二人で逃避行の旅を続けていた。「絶華の姫」と呼ばれる、手に入れた者は天下を手に入れられるというその伝説の姫であるらしい琶遥を狙って皇帝

素直になれない幼なじみ同士。これだけでご飯3杯(以下略

本の感想, 作者名 な行野村美月

聖条学園に入学した日坂菜乃は文芸部の部長井上心葉に一目惚れをし、ノリと勢いで文芸部に入部してしまう。果敢にアタックを続ける菜乃だが、心葉は揺れることなく前部長・遠子への想いを胸に抱き続ける。ある日、菜乃は図書館で出会った一人の女性と仲良くなる。「一緒に心中をしよう」と妙なことをもちかけられる菜乃だが、妙に彼女に惹かれてしまい……

「きみに見せるデレは、最初からない」がクリーンヒットすぎました。

本の感想, 作者名 な行仁賀奈

北海道の零細牧場で父と二人ギリギリの生活を送っていた寧々は、アラブ某国の王子様カディールに見初められて、愛馬サチを盾に無理矢理ハレムに入れられる。寧々はサチと共に日本に帰ることばかりを考えるが、カディールは寧々に正妃となる儀式を受けるように命令する。

さらわれた平凡な日本人女子がハレムでいろんな目に遭う話。

本の感想, 作者名 な行野村美月

物語を食べちゃうくらい愛している文学部の部長・天野遠子を遠くから見守る不審な影。遠子に一目惚れをしてことあるごとにアタックをかけるも全く気付いてもらえない柔道部の部長「炎の闘牛」牛園は、遠子と心葉の仲を疑い、心葉を襲撃する(”文学少女”と恋する牛魔王)

本の感想, 作者名 な行野村美月

琴吹と付き合いを始め、穏やかな毎日を送っていた心葉だがそんな日も長くは続かなかった。「天野遠子が消えてしまう」―卒業を前に遠子から告げられる衝撃の言葉に動揺する心葉にさらに流人は追い打ちをかける。心葉を作家にするために様々な手段を講じる流人に追い詰められる心葉は……

本の感想, 作者名 な行野村美月

「悪い人にさらわれたので、宿題と着替えを持って助けにくるように」
夏休みも終盤のある日、文学部の部長天野遠子から謎の電報を受けとった心葉は気乗りしないまま、姫倉が所有する別荘に向かう。この別荘は曰く付きの別荘で、「白雪」と呼ばれる妖怪が潜むという沼地のほとりにある。その昔「白雪」が引き起こした悲劇と同じ状況が整ってしまった別荘では……

本の感想, 作者名 な行七海ユウリ

エルファーン国の第二王女ラズシエルは退屈な毎日に飽き飽きしつつも、王女としていつか王位を継ぐ姉のために嫁がないといけないことを確保していた。姉姫の戴冠式を間近に控えたある日、ラズシエルの前に魔族の王子ルークが現れる。ラズシエルの亡き父王と魔族の王が交わしたという約束から、ルークはいきなりラズシエルに求婚してくるが、実は求婚相手を間違っていて……

本の感想, 作者名 な行夏目瑛子

父親の残した借金を返済するために、家での「悪霊栽培」を生業としているルシータ。おかげで村人からは魔女と噂され、たまに家に帰ってくる兄と兄の友人しか知り合いがいないという寂しい生活をしていた。ある夜、空でちゃらちゃらしている月の女神の騎士に殺意を覚えたルシータは、怪しげなもらい物の矢を射掛ける。そして翌朝自宅のトマト畑に行き倒れていたのは美形だが記憶を失った妙な青年で……