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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身7~12(完)」/香月美夜 お気に入り

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身7~12(完)」/香月美夜

貴族院の祠巡りの結果メスティオノーラの書にたどり着いたローゼマインだが、メスティオノーラの書を入手している間に貴族院の季節が終わっていた。メスティオノーラの書を手に入れたことでゲオルギーネがエーレンフェストに仕掛けようとしていることを理解し、急いでエーレンフェストに戻ったローゼマインは備えを始める。一方、アーレンスバッハで領主業務を丸投げされているフェルディナンドに一大事が迫っていた。

たどり着いたところはすごい下克上、かつ大団円でよかったです。

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身1~6」/香月美夜 お気に入り

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身1~6」/香月美夜

フェルディナンドが去ったエーレンフェストでは予定より早まった粛清により混乱し、新体制下での様々な問題も噴出していた。粛清によって一番の力を持つことになった派閥からローゼマインを次の領主とする圧力も強まる中、ローゼマインと婚約することで次の領主の座を確保していたヴィルフリートとローゼマインとの仲が悪化していく。そんな中、王族の要請で貴族院の図書館で王族と領主候補生しか入れないという書庫に入ることになったローゼマインは、現在の王と王族が入手できていない王の証に近づいていた。

不穏!不穏!とにかく不穏!でした。

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員」(全9巻)/香月美夜 お気に入り

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員」(全9巻)/香月美夜

治療のための2年間の眠りから覚めたローゼマインは休む間もなく貴族の子弟たちが学ぶ貴族院に入学することになる。貴族院の図書館に入り浸るという目標を設定したローゼマインは、最速での学科試験の合格を周囲に求める。ローゼマインの要求にこたえることでの学生たちの学力が向上し、さらにローゼマインがもたらすエーレンフェスト発の流行によって、鳴かず飛ばずだったエーレンフェストの領地としての地位を押し上げられていく。一方で、水面下ではエーレンフェストを揺るがすような事件も発生し、ローゼマインを陰で操っていると領地の外から勝手に認定されているフェルディナンドをエーレンフェストから離そうという動きも出てくる。

本関連でローゼマインを怒らすと怖いな、と何回か思いました。

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女」(全5冊) お気に入り

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女」(全5冊)

下町の家族を救うため、ローゼマインと名を改め、上級貴族の娘として洗礼式を受け、領主の養女としてお披露目され、神殿長の職に就いた。神殿の孤児院を起点に本格的に製紙業と製本業に乗り出したローゼマインは、神殿長の職務をこなし、さらに後見人のフェルディナンドの指示で虚弱体質を改善するための薬を作るための材料採取にも取り組むことになる。

得た権力は製紙と製本に全力注入しました(そりゃそうだ)。

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習い」(全4冊)/ 香月美夜 お気に入り

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習い」(全4冊)/ 香月美夜

洗礼式を終えたマインは通いの巫女見習いとして神殿での仕事を始める。貴族の作法に戸惑いながら、あこがれの本に埋もれた生活を送るため、そして心安らかに本を読むために、マインは神殿に併設されている孤児院の責任者となり、孤児院が自立して運営できるように改革に乗り出すことになる。

相変わらず驚きの虚弱さを発揮しながら紙づくり、本づくりに邁進するマインのたくましさが素晴らしかったです。

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薬屋のひとりごと16 / 日向夏 お気に入り

薬屋のひとりごと16 / 日向夏

やんごとなき貴人の手術も無事終了し、医官たちも日常に戻ると思われたところ、今度は疱瘡の流行につながる兆しが見え始めた。治療薬がない疱瘡への対応のため、疱瘡が発生した村に派遣される医官に帯同させるべく、猫猫は知り合いの疱瘡の知識のある青年を紹介する。一方、皇太后からの依頼で、皇太后の実家で体調を崩している皇太后の姪の問題を解決するよう依頼を受けた壬氏は、猫猫とともに皇太后の実家に向かう。

相変わらず面白いですねぇ……。

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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部 兵士の娘1 / 香月美夜 お気に入り

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部 兵士の娘1 / 香月美夜

極度の本好きの女子大生が転生したのは、識字率も低く本が高級品の世界の兵士の娘マイン。とにかく体が弱く何をやっても発熱するマインは転生前の知識を利用して、生活環境を改善し、文字を覚え、本がなければ作ればいいと本のための石版や木簡作りに取り掛かる。

いやーこれは面白わー(今さらすぎる感想)。

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第一王女ルシアの帰還と華麗なる快進撃 / 石田リンネ お気に入り

第一王女ルシアの帰還と華麗なる快進撃 / 石田リンネ

フォルナート王国の王女ルシアは隣国の王太子と婚約し、王位争いから距離を置くために隣国に留学していたが王太子が死去するとともにフォルナートに戻ってきた。ルシアの帰国をよく思わない王妃と妹たちからの嫌がらせを受け、早々に王宮を出て港町チェルン=ポートの辺境伯に叙されることになったルシアは、チェルン=ポートを唯一無二の海上拠点に発展させることを決意する。

すかっとする大逆転!はさすがだなぁの開幕戦でした。

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敵国の捕虜になったら、なぜか皇后にされそうなのですが!? / 和泉統子 お気に入り

敵国の捕虜になったら、なぜか皇后にされそうなのですが!? / 和泉統子

グラン・アーク共和国の第七聖騎士団は任務の中砂漠で遭難し、仮想敵国である隣国の輝陽皇国に救助される。救助費用のカタとして人質代わりに一人皇国に残ることになった聖騎士のリアンは皇帝のもとに連れていかれ、いきなり妃として差し出されてしまう。

異文化交流ラブコメ、に見せかけてシリアスファンタジーなところはさすがでした。

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はねっかえり女帝は転生して後宮に舞い戻る / クレイン お気に入り

はねっかえり女帝は転生して後宮に舞い戻る / クレイン

成人する王太子の後宮が開かれることとなり、朱家では当主の姪で随一の佳人ともいわれる翠花が妃候補として後宮に上がることになる。当主の娘である美暁は名家の娘としては規格外であったため、美暁を後宮に送ることははなから考慮されていなかったものの、美暁たっての希望で美暁自身も後宮にはいることとなる。そんな美暁の真の目的は、王太子の妃となることではなく、前帝である女帝が亡くなってから独り身を貫いている現皇帝の後妻の座であった。

コメディに見せかけて実はヘビーな後宮もので面白かったです。

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