本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他八巻にのは

柔道の元日本代表であったが、持ち前の超絶男運の悪さから巻き込まれたトラブルによりその座を退いた凛子は借金返済と学費のためにバイトと学業に勤しむ毎日を送っていた。凛子が掛け持ちするバイトの中でも一番待遇の良い黒宮警備で、特殊な案件を担当する裏四号警備部の黒宮七々瀬から彼の部署にスカウトされた凛子は、七々瀬の相棒としていわくつきの案件の処理に向かうことになる。

かっこよくてたのもしい凛子ちゃん(物理的にも強い)と、ずれてる七々瀬(本人は本気)のやり取りが楽しかった。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行染井由乃

事故に巻き込まれ2年間の昏睡状態から目覚めたレイラは、婚約者であった王太子ルイスはレイラの妹ローゼと結婚間近となっており、しかもローゼはルイスの子供を身ごもっているという事実を突きつけられる。非の打ち所のない完璧な公爵令嬢としてつらい日々に耐えてきたレイラは、自身の存在意義をなくし修道院に駆け込むことを決意するが、修道院に辿り着く前に魔術師リーンハルトに保護される。初対面のときから何故かレイラに求婚してくるリーンハルトと、その妹の家族と過ごすうちにリーンハルトに惹かれるレイラだが……

壮絶なすれ違いの物語でつらい(おもしろいです)

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行まめちょろ

お世継ぎ問題を回避すべく、恋人探しのために準舞踏会に乗り込んだオクタヴィアは道中思いがけず兄の恋人・シルと合流することになる。たどり着いた会場では、オクタヴィアが(恋人の)最有力候補とみなしていた人物であるルストと接触するが、オクタヴィアのとある記憶を呼び起こすことになってしまう。

転生の事情がえらくハードモードだった。これはなかなか。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行永瀬さらさ

吾妻法律事務所にプライバシーの侵害をなんとかしてほしいと依頼にやってきたのは、草司にも関わりのある、草司の叔母一家放火殺人事件の犯人疑惑があったが他の案件で刑に服していた比賀。出所後からフリージャーナリスト雉野に追いかけられ、仕事もクビになってしまったという。金払いのいい比賀の依頼を二つ返事で引き受けた吾妻弁護士だが、つぐみの心中は穏やかではない。しかも、草司と草司の叔母一家の事件の情報をちらつかせて、雉野はつぐみに協力を強要する。

幼馴染はいい……(初心に帰った感想)

本の感想, お気に入り, 作者名 た行千花鶏

マリアージュに化粧道具を壊されたダイはマリアージュに怒りをぶつけてしまい、解雇されることを覚悟するが、ヒースは化粧道具を調達し直すためにダイを街に連れ出した。偶然からダイの化粧道具を作っている魔術師アルヴィナと出会った二人は、アルヴィナの仕事場に招待され、不思議な魔術師と誼を結ぶことになる。

あああああ、これはーーーーーーーー(後で終盤読み直してもんどり打った)

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行六つ花えいこ

惚れ薬の騒動から憧れのハリージュとようやく両想いになった(らしい)ロゼは、ハリージュの屋敷に婚約者として迎え入れられることとなる。人の理から外れているロゼにとって人の制度である「結婚」の意義を徐々に理解し、ハリージュとともに準備をすすめていく。そんな中、ロゼがハリージュの屋敷から通うことになったの庵のある森に魔女の大ファンと自称するずれた少女が現れる。

引き続きロゼが可愛かったし、何ならハリージュも可愛かった!ロゼは時々めちゃくちゃな発言してるけど(それがいい)

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行桃春花

義両親と義弟とともに地方の親戚宅を訪れ葬儀に参列することになったマリエルだが、そこに仕事で王都に残っていたはずのシメオンが、ある事件を追って近衛隊の一隊とセヴラン王子とともに現れる。マリエルを事件から遠ざけようとするシメオンだが、最終的には隣国の王位継承問題に絡む事件にマリエルも巻き込まれてしまう。

マリエルが絡むと少々ポンコツなところを発揮してしまうシメオン様が良いものでした……(※仕事はちゃんとしている)

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行顎木あくみ

国を守護する異能を受け継ぐ名家に生まれた美世だが、父母から異能は受け継げなかった。美世の実母が亡くなったあとは後妻と義妹に虐げられ、ないものとして扱われていた美世は、冷酷非道で何名もの婚約者が逃げ出したという清霞のもとに婚約者候補として送られることになる。

そうそう、こういう少女小説っていいよね……というような物語でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行永瀬さらさ

吾妻法律事務所の事務は吾妻弁護士の孫娘のつぐみが引き受けているが、来年受験を迎えるつぐみの後任として、吾妻弁護士の知人の孫・大介をアルバイトとして雇う事になり、つぐみは大介に仕事を引き継ぐ。弁護士の孫で法学部にも通い、仕事の飲み込みも早い大介だが、弁護士という仕事には鬱屈したものを抱えているらしく司法の道に進むつもりはないという。

ポンコツ検事の白鷹さんが癒やしだった。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行六つ花えいこ

「湖の魔女」として王都の外れの森の奥深くに住むロゼは、ある日王宮騎士ハリージュ(片思い相手)から惚れ薬を作るよう依頼を受ける。惚れ薬に必要な材料が足りないことから、ハリージュが不足している材料を調達することを条件に依頼を受けたロゼは、小出しに必要な材料を伝えていた。

(面白くて)呼吸困難になりながら読んでました。