本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

2年前の< 数秘戦争>で英雄的な活躍をしたものの、敵前逃亡したウィルは、亡命先でのらりくらりと生きていたが祖国の姫君の逃亡を助けるというやっかいな仕事を請け負ってしまう。当の姫君・アンジェリンは自身が錬金術師であり、殺された従者を蘇らすために錬金術に必要な材料を求めて遺跡に行きたいらしく……

箱入り王女+元英雄+毒舌幽霊従者の見事なコンビネーション。面白かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他ローラ・リー・ガーグ

所領での遺跡の発掘に情熱をもやすトレモア公爵アントニーは、貴族の義務として無難なところで結婚問題を片付けようとしていた(結婚より遺跡が大事)。そして、アントニーの元で修復士として働くダフネは、遠くからアントニーを観察するだけで幸せという勢いで密かに想いを寄せていた。しかし、ある夜、アントニーがダフネのことを「竹節虫」と呼んでいるところを聞いてしまい、ダフネは仕事を辞めることを決意する。

ダフネと公爵の一進一退の攻防が面白すぎました。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

「失われた皇帝の秘宝」の手がかりを探すため、ディアレンシアの曾祖母の元を訪れたディアとエルディック。そこでディアは自身の両親の話を知り、ダイヤモンドに秘められた秘宝の手がかりに近付くが……

ばあさま、かっこいいっっ!

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行清家あきら

認定キャリアーのライセンスを手に入れたリアンは、ダラスでも有力なアースキン家のご令嬢ウェンディからの依頼を受ける。リアン達を贔屓にしてくれることになったウエンディだが、リアンのミスから荷物と盗まれてしまうという失敗を犯してしまい、賠償としてクリスがウエンディの家に行くことになってしまう。クリスを取りもどすため、リー博士とともにリアンが取った行動は……(「人形なんかじゃいられない」)

人の永遠と、ロボットの永遠と。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行ノーラ・ロバーツ

売れっ子ハリウット女優フィービと彼女を見初めたジャキール国王との間に生まれた王女エイドリアン。その宗教観と価値観の違いから、ジャキール国王はフィービを虐待するが、フィービは命をかけて母娘ふたりっきりでアメリカに逃亡する。そして、アメリカで成長し、母の病の治療のため、生活のためにと凄腕の宝石泥棒「シャドー」として活躍するエイドリアンであったが、父に対する復讐のため、ジャキールの宝である宝石を盗むことを最後の仕事に定めるが……

プリンセスが非常によいツンでございました。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行森崎朝香

南の有力者の一人娘・メルティーナは政略結婚で北の有力者の跡取り息子・フォルストルに嫁ぐ。一目見てフォルストルに恋したメルティーナだが、完璧すぎるフォルストルはメルティーナに対する態度も素っ気ない、メルティーナはフォルストルのためにと心を砕くがフォルストルの態度は軟化することはなかった。

これは良い政略結婚モノっっっ!(ゴロゴロゴロゴロ

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行鮎川はぎの

250年続く内乱がようやく集結したサディル王国では、次世代を担う人材を育てる場として名家の子女が通う全寮制の「グリセルダ学院」を開校する。暗殺者の村で生まれ育ったティエサは、兄の雇い主の姫君の護衛として一足先に学院に入学することになる。過去を隠して平凡な学生生活を送ろうとするティエサだが、学院一の有名人にその正体を怪しまれてしまう。

おもしろかった!みんなの祖父・主様素敵。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行松村栄子

武家茶道の一門、板東巴流の跡取りであることに反抗し、東京から京都に家出をした遊馬は修業をしてみる気になったため、当初父に放り込まれそうになった比叡山の天鏡院に入る。しかし、天鏡院の柴門老師は茶道嫌い。常に空腹と闘いながら、とある事件で老師に心酔した地元のちょいワル少年と一緒に「修業」に入った遊馬は……

遊馬坊ちゃんが、ワイルドに……(物陰から見守る気分)。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行多崎礼

翠輝晶の紡ぐ物語は、地方領主の娘アイナが嫁ぎ先で愛され、そして最愛の夫と共に生きた物語。蒼輝晶の物語は、幼い頃から続く絆を胸に、女性騎士と生きるある騎士の物語。

たいへん すばらしい もえでした!(恍惚)

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行湊ようこ

地方貴族の娘アイリスは、氷雪王と呼ばれる皇帝エドリックの7番目の正妃として皇室に嫁ぐことになる。夫婦となったからには心を通わせたいと奮闘するアイリスであったが、エドリックは皇帝と皇妃の間に情は必要ないと取り合わないが、アイリスの猛攻にエドリックの態度は少しずつ軟化する。

これは、なんという……!(好きです)