本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

曾祖母フサの危篤の知らせを受け、一人旅気分で祖母を勘当したという雲出家を単身訪れた純太。かなりの資産家だというフサの財産を狙い、親戚一同が集まる中、遺産相続の条件として挙げられたのは「雲出家流のやり方で、目標金額を稼ぐ」こと。純太は初対面の親戚のお兄さん研士と共に400円を元手に夏休み中に2,000万円を詐欺で稼ぐというゲームに参加することになる。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田菜摘

ブラーナ帝国の第七皇女エリスセレナはヴァルス帝国のゲオルグ公リアヒルトとの結婚のため、シュバイツに向かっていた。道中、エリスセレナの嫁入り道具のひとつである聖遺物の行方を見守るため、聖王庁から派遣されてきたマティアスとその護衛である聖騎士イシュトファルと出会う。イシュトファルはエリスセレナの結婚相手であるリアヒルトの異母弟であるらしい。嫁ぎ先に複雑な家庭の事情があるらしいことを知ったエリスセレナは……

本の感想, 作者名 さ行杉井光

中途半端な時期に転校してきた居丈高の少女は有名ピアニストの蝦沢真冬。人を寄せ付けない真冬の態度にクラスメイトは面食らい、諸処の事情で世話係に任命されたナオは真冬のとある秘密を知っていた。そして、真冬に学校での秘密の場所を占領されたナオは打倒真冬を目指し、民族音楽研究部の部長に薦められ(罠にはめられ)ギター勝負を挑むことになる。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行天堂里砂

海に沈んだといわれる伝説の島シェイン。12年に一度海上に現れるというシェインを見に行くという謎の元海軍士官サリフを船に乗せることになった≪花の乙女≫号の船長ワディム。なぜか海軍に追われているサリフをかくまうことにより、大司教と国王の争いに巻き込まれる事になったワディムは、シェインの謎を知ることになる。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

亥国の第一公主巴璃は、公主でありながら神に仕える巫女として、神殿で暮らす日々を送っていた。「地の人と結ばれると国を滅ぼす」という予言から、兄王への想いを心に秘める巴璃。一方、巴璃のもう一人の兄である第二公子は異国で得た妻子を捨てて、母国で初恋を成就させてしまう。やがて、この事件が元で国の存亡にかかわる事態が発生し……

本の感想, 作者名 さ行清家未森

結婚相手を探すためにお忍びでモーリッツ城にやってきたジーク。そこで出会った演劇に命をかける女王大好きなご令嬢に生まれて初めての敗北を感じたジークは邪険にされながらも逢瀬を重ねる。とある事情から彼女を妃に迎えることができないと考え、彼女をあきらめようとするジークだが……(身代わり伯爵と薔薇園の迷い子)

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

無事結婚式を終えたリディアとエドガーは新婚旅行のためにフランスのを訪れる。とある海岸の街に青騎士伯爵に関連する手がかりがあると知り、ブルターニュのリゾート地を訪れた一行。その地では女性が次々と失踪するという事件が起きていた。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行皆川ゆか

≪愚者≫と≪神の家≫のフェーデのまっただ中にミッドウェイ海域で≪世界≫に飲み込まれた空母エセックスが出現する。思わぬ展開でのフェーデの終了を受けた片桐は、自分のかかわる≪運命のタロット≫の引き起こす争いの意味に苦悩する。一方、大河は≪戦車≫とともに久方ぶりの自室に戻るが、そんな彼の前に現れたのはフェーデを終えた片桐と≪愚者≫で……

本の感想, 作者名 ま行皆川ゆか

ミッドウェイ海域で行われるサイキックを人工的に生み出そうとする実験、ロートワング計画の被検者として拘束されたライコを救おうと、大河と≪戦車≫、そして≪魔法使い≫が動き出す。同じくライコを取り戻そうとするカインに≪悪魔≫、そしてある目的から計画に助力するリンダと≪星≫が入り乱れる。さらに海域に謎のタロットまで乱入し、状況は混迷を極める。

本の感想, 作者名 ま行皆川ゆか

≪星≫とその協力者のリンダに連れ去られたライコを救うために、プロメテウスのカインと共闘することになった大河。ハワイで計画されているという37年前のフィラデルフィア実験の再現にライコが利用される予定であることを知った二人は、アメリカに亡命したソ連の研究者アルバイト博士に接触する。