本の感想, 作者名 か行かたやま和華

両親亡きあと伯母に家を乗っ取られていたメルディは、小間使いのように酷使されていたが持ち前の明るさで挫けず生きていた。ある日伯母に突如ガーネット城への奉公を言い渡されるメルディだが、彼女はメイドではなく城主のルルファウスの花嫁として迎え入れられるらしい。しかし、城下では城主様は吸血鬼という噂があって……

最後の方はわりとシリアスなコメディでした。

本の感想, 作者名 あ行朝戸麻央

下町で化物に襲われているところを青年伯爵アーベルトに助けられたリゼルは、諸事情でアーベルトに守ってもらう代わりに、彼の屋敷で働くことになる。暇つぶしから様々な事件に首を突っ込むアーベルトの助手としての使命も受けたリゼルは、連続猟奇殺人事件の真相を探るために育った街に向かうが……

暇を持て余す悪魔伯爵と下町育ちの少女のアレコレ、楽しかった~!

本の感想, 作者名 や~わ行・他梨沙

夏休み後半戦、雅の父親の知り合いの経営している古民家に泊りがけで遊びに来た刻子たち一行は、この旅行が雅の父により雅の修行のために仕組まれた罠だということを知る。神社の一角にある古民家に滞在するが、ジャンは神社の神域に当てられて体調をくずすわ、金之助は良からぬのを見てしまうわでてんやわんやで……

悩める少年があざとい(褒めてる)。

お気に入り, 作者名 あ行, 作者名 か行ゲイル・キャリガー

夫から不貞の疑いをかけられたアレクシアは実家に一時避難していたが、その実家からも追い出されてしまい、更に吸血鬼から命を狙われるという事態に直面してしまったため、ルフォーとフルーテとともにイタリアを目指し旅立つことにする。

フルーテが実は最強説。

本の感想, 作者名 ま行毛利志生子

唐の僧王玄策一行がギャカルで捕らえられているという知らせを受けた翠蘭は、ラセルとともに自らネパールに向かう。ネパールまでの道案内に、隠遁している知恵者ゲンパを引っ張りだした翠蘭だが、道中花嫁行列を狙った山賊に関する事件に巻き込まれる。

ついにネパールまで。

本の感想, 作者名 か行ゲイル・キャリガー

紆余曲折を経て人狼のマコン卿と結婚したアレクシアは、ロンドンで突如発生した「異界族の能力消滅」の黒幕を疑われてしまう。原因追求のために、別件で故郷に帰ってしまっていた夫のマコン卿を追い、アレクシアは親友のアイヴィ、妹のフェリシティ、メイドのアンジェリク、そして男装の発明家ルフォーらとともに飛行船でスコットランドに向かう。

結婚してもアレクシアは強い。

本の感想, 作者名 さ行佐槻奏多

特殊な音である星振を操る星振術師を目指すレイチェルは、絶望的な音痴ゆえに学院一の劣等生の名を欲しいままにしていた。ある日、星振を使って偶然見かけたニワトリを巨大化させてしまったことが縁で、そのニワトリの「飼い主」である学院の教師で天才術師と名高い若手のホープ・ジェイドから特訓を受けることになる。

前向きなレイチェルが可愛かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行ゲイル・キャリガー

人と吸血鬼や人狼が共存する19世紀のロンドン。ルーントウィル家の長女アレクシアは舞踏会を抜けだした先の図書室で、「アレクシアのことを知らない」吸血鬼に襲われるが、返り討ちにしてしまう。理を外れた謎の吸血鬼に襲われたことで、異界管理局の責任者である人狼のマコン卿の取り調べを受けることになったアレクシアだが、続いて謎の人物にも襲撃され……

面白かった~!

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

オルドブライの皇子アスライの新たな任地に向かうため、西に向かったイリーナ。二人は道中、ごたごたを抱えているという属国パラスティンに立ち寄る。パラスティンの前王の不審な死の真相を探ることになった二人は、パラスティンが抱える複雑な問題に頭を抱える。

今回はローテンションだったなぁ……

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行須賀しのぶ

全てを捨てて建明を追い、馬賊の一員となったフミ。徐々に馬賊の仲間たちにも認められ、愛馬との息のあった活躍ぶりに仲間に「仏子」とありがたがられる存在となる。そして、モンゴル独立運動のために機をうかがう建明は、失脚したセミョーノフの腹心ウンゲルンに目をつけ、そして過去の因縁のある相手も運動に取り込もうとする。

圧巻、という一言に尽きるラストでした。