本の感想, 作者名 か行茅田砂胡

型破りなデルフィニアの王妃付きの唯一の侍女シェラは、王妃の胃袋を満たすためにとっておきの料理を用意していた。しかし、当日思わぬ邪魔が入り、窮地に立たされたシェラは、主人に気付かれず事を収めることに奔走することになる。(シェラの日常)

やっぱりデルフィニアは面白いなぁ。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

和平の証としてオルドブライの皇子アスライに嫁いだフレンドルの皇女イリーナは、オルフドブライの首都イルツークに向かっていた。アスライの異母弟メルキデイに出迎えられた二人は、メルキデイからアスライの第一夫人リイファが男児を出産したということを告げられる。

アスライさんってこんなに甘かったかー!

本の感想, 作者名 ま行深山くのえ

雅遠の新しい屋敷に移った詞子は、雅遠の両親に認められてはいなかったが穏やかな日々を過ごしていた。詞子たちと親しい登花澱の女御の出産に伴い、雅遠は父である左大臣との和解のチャンスを得る。

艶子さんと利雅くんが!

本の感想, 作者名 あ行尾久山ゆうか

世界統一国家の「カイザー」を養成するための孤島「カナリア」でそのいびつな仕組みに反発を覚えつつ、東アジア共和国連合の代表として「対話」にのぞんでいるライデン。目下カイザーに一番近いと言われているアルクス・ケインに目をつけられつつも独自のポジションを築きつつあった。そんな中、ライデンに近づいてきたのは情報国家クルス・デル・スールのシオン。シオンはライデンの亡兄と親交があったらしく、ライデンに懐いてくるのだが……

やっぱり拳の友情だねぇ。

本の感想, 作者名 か行倉本由布

ダミアーノのもとに嫁いだアリーチェは、ダミアーノにとって二人目の妻。一人目の妻はアリーチェの従姉ヴェロニカで、ヴェロニカは三ヶ月前に謎の死を遂げたばかりであった。ヴェロニカの死の真相をダミアーノに尋ねようとするアリーチェだが、ダミアーノの態度はそっけなく取り付く島がない。しかし、アリーチェが夢で出会うダミアーノはアリーチェに優しく、アリーチェの理想そのものであった。

優しいけど切なくて辛い、そして若干後味が悪い良い少女小説でした。

本の感想, 作者名 か行剛しいら

ゴシュラムの王女ミーナ姫は、最近国内で頻発する野盗を成敗しているという「黒い騎士」の存在。黒い騎士の正体が自分の兄(双子のどちらか)ではないかと睨むミーナは、城から出るチャンスを得て、黒い騎士探索に出かけるが、そこで野盗に襲われてしまう。そんなミーナを救ったのは当の黒い騎士で、更に「神様」の手助けもあり黒い騎士に弟子入りすることになってしまう。

元気なお姫様はよいものだ。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

ジークとリディエンヌの結婚式を目前に控えて、アルテマリスの王宮での「外交戦」が開始された。大公の婚約者として役目を果たそうと奮起するミレーユに、さらに大公家の国宝が盗まれるという事件まで振りかかる。リヒャルトの助けを借りずなんとか国宝を取り戻そうとするミレーユ。更にフレッドはある陰謀を暴くために罠をはることに……

セシリア姫が素敵だった!

本の感想, 作者名 や~わ行・他山本瑤

シリンを救うため、魔女インドラの助力を得て国の人々から自分の記憶を消したティファニーは、なぜかティファニーの記憶を失わずにいたクインシーに保護されていた。ティファニーはシリンに変わり魔王の森に行くという運命を課されたエディスを追いかけようとするが、クインシーの結界から出ることが出来ずにいた。

クインシー・ニカ兄妹がいい味を出しすぎてるよなぁ。

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

妖精国から無事帰還したリディアとエドガーだが、エドガーは公爵家からさらわれてから現在までの記憶を失ってしまっていた。エドガーの「友人」として一緒に旅をしているという設定で、通りすがりの客船に助けられたリディアたちだが、その客船が妖精の世界との狭間を行き来するというトラブルに巻き込まれてしまう。

エドガーがただの口説き魔……(通常営業です)。

本の感想, 作者名 ま行水壬楓子

昔助けた女の子と再会するために、騎士を養成するための修道学院の入学試験に挑みにノイングラースにやってきたランス。そこでジークという友人を得て、入学試験の本試まで進んだのはいいが、とある陰謀に(本人が気付かぬまま)巻き込まれてしまう。

オチはやっぱりアレだった(想定内)。