本の感想, 作者名 さ行縞田理理

両親と死に別れ、伯母の家に身を寄せるメルには誰にも言えない秘密があった。左腕に突如現れた謎のできもの、これが原因で畸端審問官に連行されるかもしれないと日々おびえるメルは、市場で審問官に見とがめられたところを変わり者と評判の大公家のアラストリナ姫に助けられる。アラストリナに恩返しするため、城に上がることを決意したメルは、読み書きの師匠であるトレガーに教えを受け、城に上がるだけの体裁を整えて……

がんばる女の子はよいものだ。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

「失われた皇帝の秘宝」の手がかりを探すため、ディアレンシアの曾祖母の元を訪れたディアとエルディック。そこでディアは自身の両親の話を知り、ダイヤモンドに秘められた秘宝の手がかりに近付くが……

ばあさま、かっこいいっっ!

本の感想, 作者名 か行河上朔

王立騎士団への入団試験は合格間違いなし、といわれて試験自体を三年連続受けられなかったカンナは、四度目の試験を目前に控えていた。今年こそは試験を受けるとやっかいごとには極力かかわらないことにかかわるまいとするが、道ばたで行き倒れていた謎の少年・シンクを拾ってしまう。

前向き×後ろ向き

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

考古学者であるメリエルの父が見つけた謎の楽器の謎に迫るため、リキシスらとともにメリエルの故郷の向かったサディだが、出発直前のネイトとのすれ違いからもやもやする心を抱えていた。療養の名目でサディに同行したジェッツは、謎の楽器が「フィスハの願い」絡みであるというサディの推測からサディと共に発掘現場に忍び込むが……

いやぁ、よく転がった。

本の感想, 作者名 や~わ行・他ゆきの飛鷹

片田舎で宿屋の娘として平凡な毎日を送っていたラキシュだが、夢の中で見知らぬ男性から手にキスをされ、人を癒す力を手に入れたため神殿に「神の花嫁」として迎えいれられる。ラキシュを守るのは、聖五騎士と呼ばれる武芸、教養に秀でた五人の騎士達。立派な神の花嫁となるべくがんばるラキシュだが。

はじまったばかりのせいか、なんだかだいぶ物足りなかった。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行清家あきら

認定キャリアーのライセンスを手に入れたリアンは、ダラスでも有力なアースキン家のご令嬢ウェンディからの依頼を受ける。リアン達を贔屓にしてくれることになったウエンディだが、リアンのミスから荷物と盗まれてしまうという失敗を犯してしまい、賠償としてクリスがウエンディの家に行くことになってしまう。クリスを取りもどすため、リー博士とともにリアンが取った行動は……(「人形なんかじゃいられない」)

人の永遠と、ロボットの永遠と。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

ヴェルヘル王国の第一王子レッドは家庭教師のリリーベルとともに、とある理由から故国を逃亡してフランスのアーブルに向かった。そこでリリーベルはレッドの予言に従い、レッドと面識があるというベルギーの姫君エレーナに接触を試みるが……

なんとも不思議な雰囲気のお話でした。

本の感想, 作者名 や~わ行・他和泉統子

アレクが非常にお世話になっている藤花選帝候国で「悪魔」が出現したという話をなぜか帝都にいたノエルに聞いたアレクは、選定侯会議絡みで多忙な異母兄に内緒でノエルと共に事態の収拾に向かう。しかし、藤花選帝候国都の大司教らはアレク達に協力してくれず……(「聖母に焦がれた者」)

ノエルのラブコメはやっぱり最高。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行ノーラ・ロバーツ

売れっ子ハリウット女優フィービと彼女を見初めたジャキール国王との間に生まれた王女エイドリアン。その宗教観と価値観の違いから、ジャキール国王はフィービを虐待するが、フィービは命をかけて母娘ふたりっきりでアメリカに逃亡する。そして、アメリカで成長し、母の病の治療のため、生活のためにと凄腕の宝石泥棒「シャドー」として活躍するエイドリアンであったが、父に対する復讐のため、ジャキールの宝である宝石を盗むことを最後の仕事に定めるが……

プリンセスが非常によいツンでございました。

本の感想, 作者名 た行高山ちあき

和風コンビニチェーンの橘屋は妖怪向けの商品も扱い、妖怪が引き起こす人間界でのトラブルを解決する役目を担っていた。橘屋の分店・酉ノ分店の跡取り娘で半人半妖の女子高生・美咲は家業を継ぐかどうか迷う日々を送っていたが、美咲の前に本店からやってきたムコ候補の弘人が現れる。機会があれば分店を乗っ取るという弘人に対抗意識を燃やす美咲は……

がんばる女子高生、面白かった!