本の感想, 作者名 ま行村田栞

荒廃する国の現状を伝えようと、兄・瞬の反対を押し切り殷王への正月の謁見に向かうために王都に向かった晄は、幼い子どもたちが晄が滞在する屋敷の蔵から食料を盗む現場に遭遇する。その少年たちを追った晄は、様々な人が住み着いている不思議な土の城にたどり着き、そこで晄そっくりな医者・紫央に出会う……

チャウかわいさが反則の域に達しました。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

戦争に勝利し、軍人の出番がなくなり平和を謳歌するマディス王国だが水面下では各国の思惑が入り乱れ、新たな火種が勃発しようとしていた。そんな中、ロディアはあのランセが海賊になってしまう現場に遭遇し、ランセを止めるために元レーン号の面々を集め、初の女性艦長として新生レーン号でランセを追うが……

ロディア様がいちいち格好良すぎる。これは惚れざるを得ない。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行薙野ゆいら

行方不明になった最愛の兄を捜すため、コネを遣い大学に無理やり入学したソフィアは、兄の残したメッセージを元に、大学図書館に本拠地を置く秘密結社・闇の書庫に入会する。そこでいきなり「護書官」を拝命したソフィアは、これ幸いと兄の手がかりを求めて調査を開始する。そんなソフィアの周囲には、同じ「護書官」であり「騎士」でもあるアレクシスがいて……

おもしろかったー!兄好き本好きのソフィアがかわいい。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

フレンドル大公国の皇女イリーナは、大公の跡継ぎであり従兄のミハイルと婚約していた。遠方からの長期の視察から戻ったミハイルは、フレンドルに強大な騎馬民族であるオルドブライの脅威が迫っており、大公国一丸となってこの脅威をやり過ごすことが必要だと解く。そんなイリーナとミハイルに突きつけられたオルドブライの要求は、フレンドルの皇女を一人差し出せということで……

安心の硬派。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行高殿円

墓場の実態をさぐるため、ジギーと共に墓場を訪れたジルだったが、そこは既に引き払われた後だった。そして、ジギーの助言に従いルシードの真の敵を知るため、草原の長老・ガーグ老を訪問したジルは、そこでルシードの秘密を知る。対するルシードは、パルメニアに攻め込む大義名分を得るためにマシアスらとともに、常人にはたどり着けないといわれているフォルトナム神殿に乗り込むこととするが……

いろいろ大層クライマックスでした。

本の感想, 作者名 か行片瀬由良

藤森神社に新たに持ち込まれた事件は、持ち主が次々と凶事に巻き込まれるという刀・蘇芳丸の取り扱い。九十九神となった蘇芳丸は、過去の心残りから鬼となりかけているらしく、なんとか彼の心残りを解消しようとカフェのメンバーは奮闘する。

アップルパイおいしそうだなこれ。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行瑞山いつき

引き取ってくれた父と兄のためにと、スパイを目指して精進するライザは、謎の秘密結社から「賢者の石」を入手するという初任務に挑戦する。それほど難しくないと思われた任務だったが、予想外の抵抗に遭い行きがかり上謎の小説家を逃走劇に巻き込むことになる。そして当の謎の小説家・カルは、ネタのインスピレーション!となんと言われようとライザにつきまとい、さらに謎の能力を発揮して……

スパイのタマゴと謎の小説家のアクション物語、おもしろかった!

本の感想, 作者名 や~わ行・他矢貫こよみ

無事師匠・アルグルの疑いを晴らし、宮廷魔法使いに復帰したアルグルとともに王宮に仕えるスイハは、成り行きで使役することになった強力な魔神ミルフをなかなかうまく使役できないでいた。ある日、王宮に地方でおこる謎の事件の解決の依頼が舞い込む。その事件はアルグルが犯人とされるが、やる気のないアルグルに代わりスイハが事件の調査団に加わることになる。

フクロウとネコという見事なモフモフコンビがたまりません。

本の感想, 作者名 や~わ行・他ローラ・リー・ガーグ

やり手のイギリス人外交官イアン・ムーアにあたえられた任務は、イタリアの小国・ボリゲリの皇太子の庶子であるルチアの結婚相手をイギリスで見つけるということ。魅力的で奔放なルチアに振り回されるイアンは、愛のない結婚はしないというルチアをなだめすかして一刻も早く結婚相手を決めさせようとするが……

堅物外交官(ツン)に魅力的なプリンセス(ツン)の攻防……ツン×ツンが面白くないはずがない。

本の感想, 作者名 た行智凪桜

信長の小姓・松千代は、手打ちにされてもおかしくない失態を茶々に助けられたことから、長い間茶々にほのかな想いを寄せていた。また、茶々は信長の使いとして定期的にお市や茶々姉妹を訪ねてくる松千代に次第に惹かれる。身分の差から茶々への想いは自らの胸に秘めることを決意する松千代だが……。

悲恋だなぁ……茶々だもんな。