本の感想, 作者名 か行リン・カーランド

フランス貴族の娘・エレオノールは義母が整えた嫁ぎ先が大陸にもその名を轟かすイングランドの騎士、バーカムシャーのコリンと知り、逃げることを決意する。「騎士アンリ」と名乗りどうにかこうにか2年間逃げ延びたエレオノールだったが、仕えている令嬢が近々結婚する、その相手がコリント知り大あわて。令嬢に付き添ってイングランドに向かうことになったエレオノールは、何とか隙を見て逃げだそうとするが、花嫁を迎えに来たコリンが「騎士アンリ」のふがいなさに一人前の騎士に育て上げると妙な使命感に目覚めてしまう。

面白かった!男装なんだけど、なんだけど……!

本の感想, 作者名 か行リン・カーランド

唯一の庇護者であった兄を失い、父に虐げられているジリアンは黒い竜などと呼ばれ世間から恐れられているブラックモアの領主クリスファーの元に嫁ぐ。クリストファーに殺されると信じ込み、かといって実家にも帰ることのできないジリアンは決死の覚悟でこの結婚に臨む。

これが13世紀のイングランド、なのか!