本の感想, 作者名 か行九江桜

男爵家の長女イザベラは、まったく令嬢らしくない義妹アシュリーテを淑女に育てるために、日々手応えのないアシュリーテを相手に奮闘していた。そんなイザベラの言動は使用人を含め周囲に誤解され、「義妹をいじめる後妻の娘」という悪評が広がっていた。そんなある日、外国から戻ってきたイザベラの幼馴染フリッツがイザベラ達の滞在する別荘を訪ねてくる。長く外国にいた第二王子がお妃探しのために舞踏会を開くと聞いたイザベラは、フリッツの助けを借りてアシュリーテを舞踏会に送り込む準備をはじめるが……

イザベラの奮闘は楽しかったんですが……。