本の感想本堂まいな

特に深く考えることなく水原の家にお菓子を作りに行っていた狭霧だが、水原に思いを寄せる千里からその事実を指摘され、狭霧は水原の家でのお菓子作りを千里に譲る。一方、当の狭霧は空手サークルの王子さまことミシェルに勢いで告白されてしまい……

大学卒業をもって完結、最後まで読めてよかった。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行本堂まいな

家事をさせると人死を出しかねない腕を持つ大学生の狭霧は、お菓子作りだけはプロ顔負けの腕を持っていた。ある日休日に作りすぎたクッキーを空手サークルの部室においておいたところ、サークルの王子さまでフランスからの留学生ミシェルがそのクッキーのつくり手に会いたいと騒ぎ出す。サークルで唯一の女性なのに女扱いされていない狭霧が今更その作成者であることを言えないでいる中で、水原と名乗る学生が正体をバラされなければスイーツをよこせと脅迫してきた。

おーもしろかった!