本の感想, 作者名 さ行桜木はな

西の孤島出身のエステリアーナはロマーナ王国本土の寄宿学校を卒業し、故郷に戻る途中で海賊に襲われそのままさらわれてしまう。セリムと名乗る海賊と舌戦を繰り広げたエステリアーナは、売り言葉に買い言葉で帝国の後宮に売り飛ばされることになる。そこでのエステリアーナは、皇子の花嫁候補を集めた「学校」で妃候補たちにロマーナのことを教える、という仕事を受け持つはずであったが、いつの間にか一緒に妃教育を受けることになってしまう。

後宮と海賊がどうやって両立するんだ!と思ったらなんとなく両立してた。

本の感想, 作者名 さ行桜木はな

革命の嵐が吹き荒れるフランスで零落した男爵家ボーモン家。男爵の次女アテネーは彼女を迎えに来た謎の軍人から自身が前フランス国王の隠し子であることを告げられ、家族の身の安全と引き替えに第一王女マリー・テレーズの身代わりとしてウィーンにいくように告げられる。

おお、清く正しい少女小説ロマンス!