本の感想, 作者名 は行文月更

紆余曲折を経てお嬢様に返り咲いたシャーロット。念願の「ちやほや」を満喫していたシャーロットだが、彼女の「後ろ盾」を理由としたちはほやであり、シャーロットのプライドを傷つける。さらに、シャーロットを通じてエロールに近づこうとするご令嬢とシャーロットは戦果の火蓋をきってしまう。

シャーロットの潔さがいいなぁ。

本の感想, 作者名 は行文月更

「社交界で脚光を浴びてちやほやされる」という最終目標のために、完璧なお嬢様の猫をかぶる富豪の娘シャーロット。しかし、商人である父が航海中に借金を残し亡くなってしまったため、寄宿制の女学校から無一文で放り出されてしまう。偶然とある伯爵家の執事に拾われ、伯爵家のメイドに志願したシャーロット。しかし、その伯爵家に最近迎え入れられた「お坊ちゃま」は、シャーロットの令嬢時代を知る人物だった。

これはまた素敵な性格のヒロイン(好物でした)。

本の感想, 作者名 は行文月更

赤ん坊の頃、世間を騒がす黒龍党にさらわれ、黒龍党で「小弓姫」として信仰されていた驪珠。黒龍党壊滅時に救出され、今は母親の実家である趙家の屋敷の中で過去を隠し姫君としてくらしている驪珠であったが、従兄に連れられて歩いた街で黒龍党の残党に出会う。そんな彼女を助けたのは、朱明という男装の姫君だったが……

自分の過去に向き合おうとするお姫様が主人公の中華ファンタジー。