本の感想, 作者名 か行河上朔

ひっそりと山奥に暮らしていたアリシアは、暗殺をしたこともないのに諸事情で暗殺の依頼を受諾し、その対象がいるらしい神殿巡りを行う王太子デュカイエ一行に潜り込む。都への帰還もあと少しというところで、アリシアはデュカイエとともに谷底に落ちるというハプニングに見舞われるが、尋常ではない不幸体質の二人の前には次々とトラブルが襲い掛かる。

少々ほっこりしてしまったのですが、ほっこりするどころかわりと大変なお話でした。

本の感想, 作者名 か行河上朔

ある日、巨大な光の柱が立ちその日から国のあちこちで「前世の記憶」が蘇り、昔の記憶に振り回されるという「昔返り」が頻発していた。辺境のケトムの村に住むアナベルも、太陽王ソールに恋するミリヤの記憶を得ることになったが、同時に「昔返り」をした人から昔の記憶を消すという「鎮めの乙女」としての力も手に入れる。太陽王ソールの記憶を持つという青年ローシとともに旅をすることになり、「太陽王ソール」の腹心の前世の記憶を持つクレフやエレノスとも合流することになる。

あくまでも「普通の女の子」のアナベルがかわいかったなぁ。

本の感想, 作者名 か行河上朔

王立騎士団への入団試験は合格間違いなし、といわれて試験自体を三年連続受けられなかったカンナは、四度目の試験を目前に控えていた。今年こそは試験を受けるとやっかいごとには極力かかわらないことにかかわるまいとするが、道ばたで行き倒れていた謎の少年・シンクを拾ってしまう。

前向き×後ろ向き

本の感想, お気に入り, 作者名 か行河上朔

ある出来事から貴族の世界を嫌悪しつつ庶民の暮らしに興味を持つという一風変わった考え方を持つ大貴族の令嬢シルヴィアナ。そんな彼女に新たに道筋を示したライオスにあの手この手で近づくシルヴィアナだが……(「何度でも」)

シルヴィが素敵すぎる!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行河上朔

ユーリアの元に滞在するひなたを迎えに行くために一計を講じるこかげたちは、ひなたの身の安全を確保するためにまずは周りの貴族達の目を欺くことにする。そして、こかげが思いついた派手な演出で堂々とひなたを迎えに行くという大プロジェクトの準備が進められていく。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行河上朔

異世界旅行の常習者の妹(ひなた)をもつ姉こかげは、ひなたから異世界旅行の話を聞くのみにとどまり自分には関係のない話だと思っていたが、ある日夢でひなたが危機に陥っていることを知る。ひなたを助けるためにディーカルアへのトリップを成功させたひかげだが、ディーカルアの王宮ではどうやらこかげは歓迎されていない様子。どうやらその理由はひなたの彼氏であるディーカルア国王ザキのややこしい家族関係にあるようで……