本の感想, 作者名 ま行めぐみ和季

一人前の<奇し也>として皆の役に立ちたいと修行中の香久耶は、ある日不思議な男から謎の勾玉を渡される。その勾玉で今上帝の弟を自由に操る力を得てしまった香久耶は都に連行され、後宮に入るか巫女となって今上帝に使えるかを選択することを強要される。香久耶は巫女の力を示すため、不可思議な現象が起きている地方の水神を鎮めるという試験を受けることになる。