本の感想, 作者名 さ行沢村凜

翠国の玉座を巡り、長年骨肉の争いを繰り広げてきた鳳穐一族と旺廈一族。鳳穐出身の国王・櫓は幽閉していた旺廈の首領・薫衣を中央に呼び出し、鳳穐も旺廈もない国造りを行うことを提案する。かくて、櫓と薫衣の長く険しい戦いが始まった。

二人の「王」が国の歴史に立ち向かい、新しい国の形を作ろうとするお話でした。