本の感想, 作者名 さ行清家未森

盗まれた秘宝をネタに、罠にはめられたミレーユだが、持ち前の根性でその場を何とか乗り切る。一方、ミレーユが危機に陥っている時に「熱烈」な猛攻を受けていたリヒャルトは……

歴代王子さま詣でがよいものでした。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

アルテマリスとの誓約の儀を目前に控え、盗まれたシアランの国宝を秘密裏に探しつつ外交に勤しむミレーユは、同じく目前に控えたリヒャルトの誕生日プレゼントに頭を悩ます日々を送っていた。お妃活動で仲良くなったシュヴァイツのユーディア姫に誘われて彼女のお茶会に参加したミレーユは、そこである事実を知ってしまう。

き、気づいてミレーユ(からかわれていることに……)。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

結蓮に結婚を迫っていた太子・崇怜が、御使いに宛てた結蓮の手紙を手に実は自分が御使いなのだという驚きの告白を結蓮にしてきた。疑問を感じながらも、御使いだという崇怜を邪険にできない結蓮は、彼と無理やり親交を深めさせられることとなる。一方、花街で起きている謎の妖怪絡みの事件のため、季隆は結蓮には詳しい事情を話さずに寝る間を惜しんでその対処に当たっていたが……

あら、わりと引きずらないようで。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

近いうちに嫁ぐ公主の周囲で怪奇現象が発生し、その原因追求と護衛のために上司で偽装婚約相手の季隆と公主の元に詰めることになった結連。しかし、公主は結蓮たちを追い払おうとあの手この手のわがまま放題で、さらにかねてから結蓮に求婚する公子まで都にやってきて、結蓮に猛アタックをかけてくる。

動揺する季隆さんがおもしろい。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

ジークとリディエンヌの結婚式を目前に控えて、アルテマリスの王宮での「外交戦」が開始された。大公の婚約者として役目を果たそうと奮起するミレーユに、さらに大公家の国宝が盗まれるという事件まで振りかかる。リヒャルトの助けを借りずなんとか国宝を取り戻そうとするミレーユ。更にフレッドはある陰謀を暴くために罠をはることに……

セシリア姫が素敵だった!

本の感想, 作者名 さ行清家未森

太子の護衛武官・結蓮は、職務に忠実すぎて自身の結婚を三度破談にしていた。そんな彼女の元に不意に下された辞令は、封陰省への出向。畑違いの部署への出向に意気消沈する結蓮が向かった先には、上司として四人目の婚約者(候補)が待ちかまえていた。今までの婚約者とは毛色の違う季隆と、ひとまず「協定」を結ぶことにした結蓮は、太子を守るためにここでも職務に励むこととなる。

カクカクヒロインとつかみ所のないヒーローの物語。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

アルテマリスでのジークの結婚式に出席するため、ミレーユとリヒャルトは初めての外遊にでかける。道中、前大公派の襲撃を受け、護衛やその他の随行員とはぐれてしまった二人は、リゼランド経由でアルテマリスに向かうことになる。

女王様の出番はまだですか?

本の感想, 作者名 さ行清家未森

婚約式を間近に控えたミレーユに出された第三の試練は、今巷で流行の「禁断の恋の手記」の作者を捜すことだった。引き続きのミレーユ姫と第五騎士団のミシェルという二重生活で試練に挑むミレーユだが、リヒャルトの従兄フィデリオがミシェルに並々ならぬ関心を示しはじめ……

エドパパ、がんばった!

本の感想, 作者名 さ行清家未森

花嫁修業を続けるミレーユに、太后妃から次に言い渡されたミッションは「花嫁合宿に参加して、そこから自らの側近となる女官を選ぶ」こと。その合宿にはリヒャルトの元嫁候補も複数含まれており、本命と言われていたレルシンスカ嬢の完璧な令嬢っぷりにショックを受けたミレーユ。そして、順調に進むかと思っていた合宿で大事件が勃発し……

もしかして:このシリーズに(比較的)普通の女性はいない。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行清家未森

無事リヒャルトと婚約したミレーユだが、偽ギルフォードと交わしかけた「結婚契約書」が行方不明だという事実をつきつけられる。花嫁修業の一環として太后から結婚契約書の捜索を命じられたミレーユは、伯爵令嬢としての花嫁修業と第五師団の一員に扮しての結婚契約書捜索作業という二重生活を送ることになる。

だ、だれか塩を、塩分を……!というジャック団長の言葉が雄弁に物語の内容を語っている新章開幕。