本の感想, 作者名 た行築山桂

大坂の町で若い娘を狙ったかどわかしの事件が続き、< 在天別流>に助けが求められた。兄からこの件を任せられた左近は、事件の真相を探るうちに、「左近」という名の男を探す浪人に出会う。先代の「左近」とその男の関係を怪しむ左近は、正体を隠してその男から事情を聞き出そうとする。

お兄ちゃんの出番を!もう少し!

本の感想, 作者名 た行築山桂

大坂の町を密かに守り続けてきた< 在天別流>の現当主の異母妹・左近。在天が探る人形芝居一座虐殺事件と、左近が偶然助けた女性のかかわる事件が絡み合い、大坂の町でうごめく陰謀にまきこまれた左近は……

ちょっと気弱な左近殿もそれはそれでいい!

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自害の直前に母から聞いた衝撃的な言葉から心揺れる日々を送る茜。そして、茜に詳細を伝えず、待っていろという言葉のみを残してどこかに行ってしまった大助。逗留先の旅籠の奥で引き篭もっている茜であったが、生き残った父の忠臣との会合の手はずがつくと聞き、一人でその地に向かうことにする。

いろいろキュンキュンしたした!

本の感想, お気に入り, 作者名 た行築山桂

大坂夏の陣の折、大阪城落城時に真田衆と密かに落ち延びた秀吉の孫・茜は生き別れになった弟を探すために八年ぶりに大坂に戻ってきた。豊臣家の隠し財産の鍵を握るとされる豊臣家の遺児を探す者や、豊臣の残党を狩る者など、茜の前には様々な障害が立ちはだかる。

面白かったっ!