本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

劉輝からの再三の求めにもかかわらず、都には足を踏み入れなかった旺季。ある日、蘇芳の突然の訪問を受け、秀麗が苦境に立たされていることに気づく。単身秀麗の救助に向かった旺季……(霜の軀―旺季―)

ハードカバー一冊(ほとんど)まるまる旺季様スペシャルでした。

本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

蝗害対策のために紅州に向かう旺季は現地で行方不明になっていた秀麗に再会する。縹家の助力を得て蝗害の沈静化に成功した旺季は、満を持して紫州に戻る。そして退路を断たれた劉輝の選択は……

感無量の最終巻でした。

本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

国土を襲う「蝗害」対策への縹家の協力を求めるため、現在の大巫女である瑠花への面会を求める秀麗は、瑠花の居場所を知ることができる能力を持つ珠翠を探すことにする。王宮では蝗害と天変地異という災厄への次々と打ち出されていくが、劉輝の出番はなかった。

一気にたたみかけるラストスパートっぽかったです。まるでプロ△ェクトX……!

本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

経済封鎖の解除に向かった秀麗が任務半ばで姿を消したという知らせが宮廷内を駆けめぐる。途中で秀麗と合流した蘇芳がもたらした秀麗失踪の顛末と、とある「異変」の報に劉輝の治世に一世一代のピンチが訪れる。

ストレスがたまる展開だ!

本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

全てを終わらすために「薔薇姫」の元に向かった”黒狼”こと邵可。そこで殺害対象である薔薇姫と出会った邵可は、先代黒狼が薔薇姫を殺せない理由を知った。そんな邵可が選んだ道は……(「千一夜」)

とりあえずとてもシリアス。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

吏部次郎・李絳攸の処遇を決めるための御史大獄が開催されることとなり、絳攸の弁護側として憎き強敵・清雅に真っ向勝負を挑んだ秀麗は、なんとか「戦果」をあげることができた。しかし、吏部尚書解任を受けて紅家出身の官吏達が一斉に出仕を拒否、そして紅家が経済封鎖を行うという事件が勃発。紅家本家も絡んでいないというこの事態は、紅家の秘密が絡んでいて……

今回の感想は私基準ではネタバレしていないんですが、なにぶん本編の内容が内容なだけにネタバレしてませんと言い切ることはできませんので続きは自己責任で。

本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

藍州から帰還した一行にもたらされたのは、吏部侍郎の李絳攸が投獄されたという知らせだった。絳攸を救おうとする秀麗は調べを進める内に絳攸を追い落とそうとする御史台長官と清雅の真の目的に気付く。

本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

羽林軍の士気向上のために催された年末の武術大会。優勝商品は伝説のイイ男・櫂州牧の恋愛指南。その優勝商品をめぐって朝廷中の男達が骨肉の争いを繰り広げる(恋愛指南争奪戦!)。普段は抜けに抜けている紅邵可。彼が血塗られた道を進むことになった理由とは……(お伽噺のはじまりは)。そして、恐怖の吏部尚書・紅黎深。史上最強の傍若無人を絵に描いたような男が妻を娶るまでの謎が今明かされる(地獄の沙汰も君次第)。

本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

劉輝は邵可、十三姫と共に花を返上した楸瑛を取り戻すためにお忍びで藍州に向かう。その劉輝を追いかけ「藍州を調査する」名目で藍州入りした秀麗は、上司から近寄るなと言われていた縹家の聖地である九彩江に足を踏み入れることになる。