開け、細き一条の血路 幻獣降臨譚 / 本宮ことは

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

聖獣バジリスクを操る「涙なきイティス」のいる戦場に向かったアリアは、バジリスクによって戦闘不能となった人々を救う。一方、主力が出払ったアランダム騎士団では、ついに虚無の果てが蜂起し、騎士団の施設を乗っ取るという手段に出る。

編集さんに敬礼(後書き参照)。

全国の○万乙女のためにハイペースで刊行された本巻、多少薄かろうが、編集さんの神の一言が素晴らしすぎるのでなんでもいいや!(後書き参照)

もうそろそろ怪獣大決戦かと思えば、今回もお預け。次回こそはに期待したいところ。そして、アリアがしっかりしすぎてつっこみ所がなくてまるでヒーローのような風格すら備えているのに対し、王子様がすっかり恋する乙女モードだ!もうあなたここ最近のヒロインポジション確定だ。さらに最後の最後のアランダム騎士団での騒動。もうはやくアリアの鉄拳制裁をっ!ととてもいろいろ期待しているので、続きも楽しみです。

img開け、細き一条の血路 幻獣降臨
本宮ことは/池上紗京
講談社X文庫ホワイトハート(2010.04)
IBSN:978-4-06-286641-5
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