旅日記:香港に行ってきたよ 食べ物編

つれづれ旅日記

香港といえば食べ物です。食べ歩きです。そんなに食べ歩いてませんが、どれもこれもおいしかったです。
マカオのガイドさんに香港がぼろくそ言われてましたが、正直食べ物は香港の方が上だと思うんですよね……種類的に。そんなこんなで、とりあえず食べたものを順番に写真付きで紹介していきたいと思います。ちなみに、全部ガイドブックに載っているお店です(素人なので)。

■おかゆ
一日目の夕飯は、九龍の佐敦駅北にある「彌敦粥麺家」(→地図)。普通の下町の食堂のような感じで危うく見過ごすところでした。選んだ理由は各種あれど、日本語のメニューがあるらしいというところが一番大きいです。
おかゆ:あわびと肉団子+揚げパン「香港では豪遊するんだ」という固い決意をまだ胸に持っていた夜だったので、妙に高いアワビ粥にしてしまいました。他のがだいたい20HKD前後のところ、100HKD超え(笑)。よく考えてみれば、このあとアワビ食べる機会はいくらでもあったので急がなくても良かったかな、と思います、が、おいしかったです。アワビが特別おいしいということではなく、おかゆがおいしかったです。塩味ぴりっときいてて、肉団子も何が入ってるかよく分からないんですがおかゆと合っていました。揚げパンはなんとなく頼んでみましたが、単体でたべるにはちょっと油がまわってるかな、というか油があんまりよくないっぽい……んですが、おかゆと食べるとおいしかったです。

■飲茶
添好運點心専門店香港二日目のお昼は、飲茶。これまた評判のお店の「添好運點心専門店」(→地図)に行ってきました。人気があるので並ぶ、と書いてあったんですが、お昼過ぎという一番混んでそうな時間に行ったのですが、30分くらいの待ち時間でいけました。

まっている間にメニューを選ぶ紙(英語アリ)を渡されて、うんうん唸ります。英語だけでもよく分からないので、併記してある広東語とガイドブックの飲茶の説明を見比べて、これだ!といくつか選びました。おかみさんっぽい人に注文用紙渡したときに、「これとこれは頼まないと!名物よ!」(口調から推察)といわれてもう2品ほど追加しましたが、本当においしかったーーー!
エビ入り蒸し餃子と卵蒸しパン BBQ肉入りのさくさくしたやつ(名前不明) ライスクレープのエビ巻き 餅皮の揚げ餃子 エビ焼売
料理名(っぽいもの)は写真の名前で書いてあるのでそちでご確認いただきたいと思いますが、おばちゃんに勧めていただいた「BBQの肉入りのさくさくしたやつ」(写真左から2つめ)と「ライスクレープのエビ巻」(写真中央)はお薦めなだけあって、おいしかったです。
全6品+お茶代でふたりで99HKD。これはよかった!本気でおすすめ。

■おやつ
マンゴージュース疲れてきてふらふらっと入った甘いもののお店、「許留山」で頼んだマンゴージュース。よく分からないままお店選んで入ったのですが、あとでガイドブックを読んでみると結構大きなチェーン店のようです。南国フルーツのデザートがたくさん合ったのですが、オーソドックスにマンゴージュース(私のはココナッツミルク入り:ちょっと白い方)。同行人のもマンゴージュースものなのですが、何なのかは忘れてしまいました。とにかくゴロゴロと大きなマンゴーがたくさん入っていて、そして濃い!これで一杯20~30HKDでした。香港は天国だ……(マンゴーの)と思った瞬間でした。

■広東料理
香港にきたからには広東料理だ!と、当日の夕方にいる場所の中でよさげな広東料理屋さんを選んでみました。そのお店は、中環にある「鏞記酒店」(→地図)。ガチョウのローストが非常に有名なお店だそうです。
こちらは日本人観光客が多いのか、日本語のメニューがありました。いろいろあったのですが、選びきれなくなること必死だったので、素直に2人前1050HKDのスペシャルコースを頼みました。6人とか10人のコースになると、品数も増えてさらにおいしそうでした。
ピータン ガチョウのロースト アワビスープ エビとかに味噌の湯葉包み ガルーバと中華ハムの炒めもの エビワンタン麺 マンゴープリン
ガチョウのローストは皮がさくさくでとてもおいしかったです。白身魚は何かよく分かりませんでしたが、おいしかったです。エビの挙げたやつもおいしいし、ワンタン麺のエビもこれまた美味で。そして最後はマンゴープリンでしめ。やっぱりここはマンゴー天国。

■ポルトガル料理
マカオではツアーに付いていたポルトガル料理を堪能しました。地図がでないんですが、セナド広場の郵便局のすぐ近くの「エスカーダ」というお店です。英語がよく通じます。
なんだかよく分からないまま、100パタカ(マカオの通貨)のコースらしきものが出て参りました。
ポルトガルのジュース 普通のサラダ 白身魚のやいたやつ 海鮮パエリヤ
サラダはごく普通のサラダで、白身魚は何の魚かよく分からなかったんですが、オリーブオイルで焼いたっぽい普通の焼き魚で(おいしかったです)、そしてメインはやっぱりパエリヤ。海鮮一杯のパエリヤでおいしかったんですが多かったです。これ、食べきるのしんどい……。
飲み物はポルトガルワインがお勧め!といわれましたが、真っ昼間からお酒飲んで歩き回ったら死亡フラグが立つことが目に見えていたのでポルトガルの炭酸飲料にしてみました。いくつか味がありましたが、パイナップル味をチョイス。すっきりさわやかでおいしかったです。

■中華料理の夕飯
糖朝の看板最後の夜の夕飯は、いろいろ候補はあったんですがもうこれでいいや!(考えるのが面倒くさくなった)と、日本でも有名な「糖朝」(→地図:たぶんこのあたり)に行ってきました。香港本店。……日本にもたくさん支店があって、なんばにもあるけどさ……おいしそうだったんだよ……。フロアの偉いっぽいおばちゃんが日本語喋ってくれました。メニューも完璧な日本語が付いていました。つまり、日本人がすごく多そうなお店です。

特製チャーハン 菜っ葉と牛肉?の炒め物 マンゴープリン
注文したのは、特製チャーハンと、野菜が足りないような気がしたので牛肉と野菜の炒め物。糖朝といえば香港甘味のイメージが強いですが、食事メニューも充実しており大変おいしかったです。そして忘れてはいけないマンゴープリン。これは、関空のキャセイのカウンターで入手した香港ガイドに付いていたクーポンで頂きました(100HKD以上頼んだらマンゴープリンつけるよ!というクーポンだった)。このマンゴープリンがおいしくてねぇ……。なんばの糖朝には何回か行ったことあるんですが、いろいろあってマンゴープリンは頼んだことがなかったのでこれがはじめての糖朝マンゴープリンでして……感動の涙を流しかけました。これは確かに評判になる!
お腹に余裕があったら他のデザートも頼んでみたかったのですが、残念ながら一杯一杯だったのでマンゴープリンのみで断念。

以上のように、非常においしい旅行でした。これは食べ歩き目的ならもう一回行くのもありかなぁ。マンゴー!