本の感想, 作者名 か行くりたかのこ

東国出身の傭兵センリは通りがかりにに湖に投げ込まれておぼれいた少女テアを助ける。何者かに追われているらしいテアを助けるために、テアの口車に乗り「夫婦」となってしまったセンリ。成り行き上一緒に旅をすることになった二人は、立ち寄った村が山賊の襲撃を恐れていることを知り、用心棒としてしばらく滞在することになる。

時折シリアスなコメディファンタジー。

本の感想, 作者名 か行九月文

嫁入り途中に時の狭間に迷い込み元いた時間に戻れない”あこ”とその一行。婚約者である直継はあこが元いた時間に戻るための手段を探すといい、あこはそれに従い直継の屋敷に引き続き滞在することになる。しかし、「いないはずの」あこの存在のおかげでもののけが近づきやすい状況になっているため、あこは直継の腹心の屋敷に移動することになるのだが……

直継の無自覚ラブとそれに翻弄されるあこの初々しいやりとりがすばらしかったです。

本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

シアシーカーと無事合流した< 黎明の使節団>は新たな目的地を目指して世直しの旅に再出発した。次に彼らが向かったのは、とある田舎の山の中。ハルセイデスは田舎のミトラーダ支部に左遷されたとある人物に会うという目的があるらしいのだが……。

本の感想, 作者名 か行岐川新

母親の出自と自らが持つ特殊な能力から表に出ることなく、ひっそりと暮らしていたロクソンの第二王女レウリアは自ら志願して隣国ブロウに間者として潜入する。レウリアは誰にも怪しまれることなく順調に任務を遂行していたと思われたが、彼女の正体をいぶかしむブロウの第二王子ジェラール。折しもブロウの王宮内で謎の病が流行し、なんとかその病を食い止めたいと動くレウリアはジェラールに助力を請う。

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

蹴鞠大会開催中に突如発生した風穴に飲み込まれた桐緒と紗那王だが、清翔王が助け出せたのは紗那王のみで、桐緒はどこかに飛ばされてしまう。桐緒の行方を必死に捜す紗那王たち。当の桐緒は記憶を失い、桐緒たちと因縁のある妖狐・鈴蜜に保護されていた。そして、鈴蜜の案内で桐緒の「大切な人」と再会することとなるのだが……

本の感想, 作者名 か行喜多みどり

はずみで自らが所属する研究室の室長ロードマスターの魔法陣から彼が管理する遺跡に飛ばされてしまったリティーヤ。そこでロードマスターのあら探しをするゼストガとゼストガを見張るバドと合流したリティーヤだが、その遺跡は「始原のキツネ」に深く関わる遺跡らしい。一方、≪学園≫には≪学園≫と敵対する勢力≪風と八月党≫の襲撃の報が……

本の感想, 作者名 か行九月文

大名・鳥居家の姫である「あこ」は、三度延期になった婚儀を今度こそ成功させるために嫁ぎ先である井伊家の領地である佐和山にお忍びで向かう。佐和山城で出会った許嫁の直継は予想外の美形だったが、あこに今すぐ江戸に帰れと告げる。江戸に帰るわけにはいかないあこは、なんとか佐和山城にとどまろうとするが、佐和山に入ってから感じる妙な違和感の正体を知る。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行菊地悠美

トレジャーハンターを目指すユーノはお宝を求めて地元の洞窟に入った。そこでユーノは一見何の価値もなさそうなさえない腕輪を見つけるが、突如現れた謎の仮面の男女二人組の出現のおかげでその腕輪を身につけてしまう。その日以来腕輪が取れなくなってしまったユーノの前に、都からユーノを迎えに来たという居丈高な騎士ファルディオが現れる。ユーノが女神の侍女候補だというファルディオは、侍女にふさわしい立ち居振る舞いをユーノに教えるための教師役でもあるとユーノをしごいて……。

本の感想, 作者名 か行香山暁子

義母エマにたたきつけられた現実に王子との縁談をあきらめた美春は、今まで通りランプリング家での家事をこなす日々に戻る。時を経ずしてある日父親ジェイクの乗った船が難破し、ジェイクが行方不明になるという事件がもたらされる。ジェイク行方不明の報にエマは寝込んでしまう。ランプリング商会を守るのは自分たちしかいないと美春と義姉アネットは立ち上がるのだが……

本の感想, 作者名 か行香山暁子

豪商ランプリング家の娘美春は母亡き後、父の再婚相手であるエマとその連れ子の姉二人にいじめられながらも強くたくましく日々を暮らしていた。そんなある日、王子様が結婚相手を探すために舞踏会を開くとい知らせが国中にもたらされる。義姉とともに舞踏会に行く準備をしていた美春だが、土壇場になって行くことができなくなってしまう。しかし、美春の名付け親である仙女のゼルダの助けを借り、義母や義姉に内緒で舞踏会へ参加できた美春だが……