本の感想, お気に入り, 作者名 ま行村田栞

誰にも告げずに姿を消したキースとアッシュの行方を心配する「蒼い鷹」。しかもキースは厳重に保管されていたはずの黒雷獣の部品を持ち出していた。一瞬にして国土を不毛の大地に変える力を持つ黒雷獣の復活を目論んでいるかもしれないという事に気付いたディオンたちであったが、さらにカイルまでもがキースを追って姿を消してしまう。
キースが黒雷獣の他の部品を封じている場所に向かうはずだと予想したディオンたちは、ディオンの祖父や父と合流し、不毛の大地・ムスベルの地に向かう。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行菊地悠美

トレジャーハンターを目指すユーノはお宝を求めて地元の洞窟に入った。そこでユーノは一見何の価値もなさそうなさえない腕輪を見つけるが、突如現れた謎の仮面の男女二人組の出現のおかげでその腕輪を身につけてしまう。その日以来腕輪が取れなくなってしまったユーノの前に、都からユーノを迎えに来たという居丈高な騎士ファルディオが現れる。ユーノが女神の侍女候補だというファルディオは、侍女にふさわしい立ち居振る舞いをユーノに教えるための教師役でもあるとユーノをしごいて……。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行響野夏菜

(1)離宮から一歩でも外に出ると死んでしまう (2)男の人に触れたらその人はカエルになる、という呪いを生まれたときにかけられた王女エルレイン。その呪いのおかげで今までいくつか縁談が破談になっていたが、魔法大国の王子様がエルレインの肖像画に一目惚れしたらしく、あれよあれよという間に婚約が整ってしまう。そして、エルレインの元に使わされたのは王妃教育兼呪い解除係としてやってきた尊大な魔術師ゼルイ-ク。ゼルイークの不遜な態度に腹を立てるエルレインだが彼の魔力は超一流で……

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

ほほえみ二丁目商店街で謎の砂男が目撃される。恐怖に陥った小学生の依頼を受けて砂男捜しを始めたバブー坊ちゃんと乳母の剛は、バブーの破天荒な行動力と悪魔的な頭脳をもって砂男の真実にたどり着くのだが……(砂男エレジー編)

本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

人間に恋をすると人間になることのできる「魂持ち」の人形。歯車都市の人形師ヘイディの工房で作られた「魂持ち」の少年人形イファは人間になることを夢見て、ヘイディやヘイディの助手アーセルと楽しく暮らしていた。しかし、その生活もイファが何者かに狙われることにより終わりを告げる。水葬都市に連れてこられたイファは、人形を憎むという水葬都の元首フォルナートに出会い、恋をした。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行妹尾ゆふ子

皇女より都での療養を命じられ、皇女の異母兄である第三皇子の屋敷に滞在することになったヤエト。そこで図らずも皇位継承を巡る争いに巻き込まれる。北嶺の皇女も同じく陰謀に巻き込まれていることを知ったヤエトは、思わぬ人物の助けを得て北嶺を目指すが、冬を迎えた北嶺への道は困難で……

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行須賀しのぶ

実戦ごとに未孵化としての力を増す陽菜は、世界各地を転戦し強力なアンゲルゼを配下に従えてゆく。しかし、時間の経過と共に同じ未孵化の有沙の体調は悪くなり、陽菜はついにある決断を迫られることとなる。そして迎えたクリスマスシーズン、神無島の周辺海域で海軍がアンゲルゼと交戦を開始した。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

吏部次郎・李絳攸の処遇を決めるための御史大獄が開催されることとなり、絳攸の弁護側として憎き強敵・清雅に真っ向勝負を挑んだ秀麗は、なんとか「戦果」をあげることができた。しかし、吏部尚書解任を受けて紅家出身の官吏達が一斉に出仕を拒否、そして紅家が経済封鎖を行うという事件が勃発。紅家本家も絡んでいないというこの事態は、紅家の秘密が絡んでいて……

今回の感想は私基準ではネタバレしていないんですが、なにぶん本編の内容が内容なだけにネタバレしてませんと言い切ることはできませんので続きは自己責任で。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行月本ナシオ

憧れの女性であり、ミリセントの美術学講師役であるグレンの義母でもあるアンジェリカの店を手伝うためにマクミラン家が新規出店するお店の鑑定を手伝うことになったミリセント。そのお店のオープン記念のパーティーでようやくアンジェリカにも紹介されたが、そこでは都を騒がす謎のマジシャン・ギンシェルがミリセントに興味を持ったようで……

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行妹尾ゆふ子

過去を見る力を持つ虚弱体質の尚書官ヤエトは、北嶺に左遷されたことをいいことに念願の「隠居」生活を夢見る。しかしヤエトのささやかな野望は、帝国に従属して日が浅い北嶺の面々との毎日のやりとりに奔走させられ遠ざかっていくばかり。その上、皇女が北嶺に太守として着任し、その皇女に更に振り回される日々を送る。