本の感想, 作者名 あ行, 作者名 か行, 作者名 は行片瀬由良, 葵木あんね, 深山くのえ

両親を亡くし、身分を捨て良家の姫君の女房として生きる綺は不思議な紙売りから一枚の薄様を買う。そして、青年貴族の高季は綺姫の買った薄様の残りを買うことになり……(冬の蝶)

「花嫁」にかけた短編3本。ごちそうさまでした。

本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

神をおろす「器」として自我をほぼ失ったシーカを保護していたハルセイデスだが、シーカを狙う闇の勢力がふたりと、そして合流していたカイたちを襲った。シーカを奪われたハルセイデスは、闇の女神復活の地にシーカを取り戻しに向かうが……

感無量、の最終巻でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行黒川裕子

幼い頃、海獣トゲウオに故郷を滅ぼされたシルッカは、長じて波頭馬の準騎士になった。そして、配属先の戦艦< オムネリア>では、新人騎士はふたり一組で組むという< オファン>のシルッカの相方は、現皇帝の息子で第一皇子であるリンゼイ・ヴォー。リンゼイ・ヴォーからは全く相手にされていないシルッカだったが、水上集落を襲おうとするトゲウオ殲滅戦で命を落としかけた折に不思議な力で生きながらえ、さらに世にも珍しい「トゲウオの赤ん坊」を拾った上になつかれてしまい……

ファティオータかわいい。小動物好きは必読。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

強大な力を誇るブラーナ帝国の皇女エウノミアは現皇帝の一人娘であり、彼女の夫となる人物が次の皇帝になると目されていた。そんなエウノミアの教育係として、週に一度大学からやってくるリフィニクスから歴史を学ぶことにより、エウノミアは戦争を早く終わらせたいと強く願うようになり……

驚きの三世代物語

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

人や物にとりつく「影」を詠み、封じることを生業とする「巫」の天花は、胡蝶街一番の腕をもつ巫として活躍していた。その天花が祭の日に再会したのは、7年前に急に天花の前から姿を消した月長。天花は月長との再会を喜ぶ暇もなく、「影」にとりつかれているという大陸からやって来た高貴な人物の警護にあたることになる。

男性陣が総じて変(ほめてる)

本の感想, 作者名 や~わ行・他夕鷺かのう

本国の皇族ルシオがクレアの婚約者として小イルマニアにやってくることになる。皇族の責務としての結婚を受け入れようとするクレアだが、トラロックとアルベルトはそのしらせに動揺する。平凡という噂だったルシオは意外な有能さを発揮し、クレアの婚約者としての地盤を着実に固め、さらにアルベルトにあらぬ疑いをかけ……

何でこれで副長ルートじゃないんだ!

本の感想, 作者名 ま行村田栞

「水があると果てしなくふくらむ」土の妖・息壌がどこまでも巨大化してしまうため、その回収方法を見つけるために連れの妖とともに神の住まう崑崙に向かった晄は、そこで一癖も二癖もある神や妖たちと出会い……

もふもふ!に和む。

本の感想, 作者名 か行九月文

直継と無事再会を果たしたあこだったが、戦国が終わったばかりの微妙な情勢の中、あこの発言とその出自から直継はあこを一旦実家に戻すことにする。直継の迎えを信じてまつあこだったが、父から直継との婚約の破棄を言い渡されて……(「空蝉の君」)

……幼なじみ、最後までなんて……(心の涙で前が見えない

本の感想, 作者名 は行響野夏菜

伯爵兄弟を分離する方法を調べに行ったフィーンが帰還し、その方法が見つからなかったことを告げられ愕然とするミーナ。対する当の伯爵兄弟は、それぞれある決意を行い、行動に出始めて……。

ミーナが最後までミーナらしかったです。

作者名 ま行本宮ことは

敵国シュータンの守護獣バシリスクとの対決を決意したアリアは、バシリスクの巫女イティスの元に単身乗り込む。バシリスクにまつわる真実を知ったアリアは、シュータンを引かせるためにイティスとある取引をし……

怪獣、大決戦……? 
※何も気にずネタバレしちゃってるので駄目な場合はこれ以上進まない方がいいと思います。