本の感想

一華後宮料理帖 / 三川みり 作者名 ま行

一華後宮料理帖 / 三川みり

大国崑国への貢物として後宮入りすることになった和国の姫宮理美は、後宮の片隅で女官として遇せられていた。後宮での栄達を望むことなく、平穏に暮らす予定の理美だったが、故国からの貢物が原因で皇帝への不敬罪で死罪に処せられそうになり、皇帝に美味しいと言わせる料理を提供することができれば罪を問われないという条件を引き出した。故国で神に捧げる料理番の役割を担っていた理美は、皇帝の教育係の力も借りてなんとか美味しい料理を作ろうとするが……

ヒロインもヒーローも超マイペースだった(新感覚)。

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(仮)花嫁のやんごとなき事情12~結婚できたら大団円!~ / 夕鷺かのう お気に入り

(仮)花嫁のやんごとなき事情12~結婚できたら大団円!~ / 夕鷺かのう

無事クロウと離婚を成立させたフェルは孤児院に戻り、1年近くの時間が経過していた。身代わり花嫁の報酬として商路建設事業の仕事に関わることになったフェルは、事業に反対している南方諸国との会談のユナイア使節団に同行することになったフェルは、クルヴァッハの使節団を率いているクロウと再会する。

完全無欠の大団円でごちそうさまでした!

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花冠の王国の花嫌い姫2 ガーベラの約束 / 長月遥 お気に入り

花冠の王国の花嫌い姫2 ガーベラの約束 / 長月遥

重度の花粉症のため、花の溢れる大国から北方の小国ラハ・ラマドの第一王子イスカに嫁ぐことになったフローレンスは、イスカの婚約者としてイスカと着実に絆を深めていた。そんな中、異国に留学していたイスカの弟セクトが友人の正教会の聖職者を連れて帰国する。セクトの友人は建国の経緯から正教会に蔑まれているラハ・ラマドに対して偏見を持っていないというが、フローレンスはこの訪問に疑問を抱く。

面白かったー。私好みの宮廷陰謀少女小説でたいそう満足です。

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桜乙女と黒侯爵 つながる過去と迫る闇 / 清家未森 作者名 さ行

桜乙女と黒侯爵 つながる過去と迫る闇 / 清家未森

京四郎の死んだはずの兄の生存が確認され、一連の騒動を巻き起こす結社に関係しているという事実が明らかになり、一方で、事件について調べていた有紗の叔父馨が行方不明になり、とある事情で身を隠していた有紗は、知り合いの新聞記者の手を借りて馨の行方の手がかりを探すことになる。

いろいろと一気に明かされた一冊でした。

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空と鏡界の守護者3 / 小椋春歌 作者名 あ行

空と鏡界の守護者3 / 小椋春歌

精霊祭の騒動を何とか治めたエリル達だが、間を置かずしてユークの育ての親と名乗るグリンダが学園に現れ、エリルやユーク、ターニアの心をかき乱す。グリンダに秘密を簡単に暴かれたターニアは、エリルの前から逃げ出してしまう。

想像していたより壮大なお話でした。

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男装騎士の憂鬱な任務2 / さき お気に入り

男装騎士の憂鬱な任務2 / さき

男装して騎士「オディール」として大国ヴィクトルに婿入り予定の主君クルドアに仕えるオデット。オデットとクルドアの秘密を共有する相棒フィスターにも恵まれ充実した日々を過ごしていたオデットだが、同僚の騎士との売り言葉に買い言葉で、故郷の「オデット」を紹介しなければならなくなってしまう。さらにオデットとしてヴィクトルに滞在中、ヴィクトルの国宝が盗まれるという事件が発生してしまい……

今回も面白かった!フィスターの挙動不審ぶりが秀逸。

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おこぼれ姫と円卓の騎士 王女の休日 / 石田リンネ お気に入り

おこぼれ姫と円卓の騎士 王女の休日 / 石田リンネ

レティの誕生日のパーティーも無事終わり、翌日レティは騎士たちの計らいで1日だけの休日を手に入れる。脚本・監修メルディによるレティの休日計画は、レティがお忍び歩きの洋服に着替えて城を抜けだしたところに、今回の休日のエスコート役のデュークと合流するところから始まった。

あー、ほのぼのほのぼのってニヤニヤしながら読んでたら最後にすごい展開が待ってました。

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宝石商リチャード氏の謎鑑定 / 辻村七子 お気に入り

宝石商リチャード氏の謎鑑定 / 辻村七子

公務員を目指す大学生・中田正義は、夜の公園で酔っぱらいに絡まれていた超絶美形の外国人・リチャードを助ける。これが縁で宝石商を営むというリチャードに、正義は祖母の遺品の指輪の鑑定を依頼する。リチャードはその指輪に曰くがあることに気づき……

コンビとまではいかない、コンビモノでもないんだけど正義とリチャードの組み合わせが面白いなぁ。

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なりゆき斎王の入内7~まばゆき胡蝶はまどはしたり~ / 小田菜摘 作者名 あ行

なりゆき斎王の入内7~まばゆき胡蝶はまどはしたり~ / 小田菜摘

帝に献上された珍しい七弦琴を披露することになった塔子だが、調律のために外部に預けたところ、七弦琴が何者かに盗まれてしまう。政争を引き起こしかねない事態に、秘密裏に七弦琴の行方を捜す明槻たちだが、臨時で塔子に弦の手ほどきを行っていた二の宮が、塔子に「ちょっかい」をかけてきて……

にのみやさまって、げどう……

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身代わり花嫁の懺悔日記 / 宇津田晴 お気に入り

身代わり花嫁の懺悔日記 / 宇津田晴

双子の姉で「悪女」と名高いラティファへの王太子ウィロウからの求婚を断れず、ラティファのかわりに嫁ぐことになったサラー。必死にラティファのふりをするサラーだが、根っからの善人のサラーには負荷の高い任務であり、夜な夜な自分の行いを懺悔する日々を送っていた。一方、ウィロウは嫁いできたラティファが噂の悪女ではないことに早々気づき、ラティファのふりをするサラーに惹かれていく。

毎度のことながら、ごちそうさまでしたっっっっ!

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