本の感想, 作者名 さ行清家未森

リゼランドの女王に気に入られたミレーユは、彼女の主催する少女劇団の公演中に父エドゥアルドの隠し子疑惑があるグレンの罠にかかってしまう。ロジオン達の尽力により無事救助されたミレーユは、駆けつけたエドゥアルドから事の真相を明かされたミレーユ達は、グレンにあわせて不審な動きをしていたフェデリオから彼の置かれている状況を

いろんな謎が一気に明かされておもしろかったー。

本の感想, 作者名 や~わ行・他夕鷺かのう

本物のシレイネと入れ替わったフェルは、(シレイネの命に反して)クロウの陰謀により召使フェルとして黒龍城にとどまっていた。召使仲間のラナからユナイア国王セタンタが黒龍城を訪れるいう情報を入手したフェルは、シレイネをユナイアに帰そうとするが、とある事情からシレイネはセタンタには会えないとフェルの提案を拒否する。

フェルの墓穴の掘り方が相変わらず秀逸。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石田リンネ

キルフ帝国の帝位争いに巻き込まれ、次期皇帝候補の一人で行方不明だったアルトールに乗り移っているらしい「誰か」に囚われたレティ。レティの持つ「力」を知るその者は、レティの力を利用ようとしていた。キルフに残っていたデュークとアストリッドは、旧知のキルフの将軍ワレリーの力を借りてレティの救出を画策する。

デュークとアストリッドが頑張るお話。

本の感想, 作者名 か行木村千世

蒼刻の実家・劉家に招待された朧月は、静心からの「お目付け役」を伴い青苑州に向かう。劉家では妙に歓迎された上に、劉家に乗り込んできた蒼刻のお見合い相手候補の孫家の令嬢とも仲良くなった朧月は、蒼刻の人当たりのいい弟・藍志が毎夜見るという幽鬼に関する事件の真相を解明しようとする。

コメディパートが帰ってまいりました。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行白川紺子

マーチ伯爵家の跡継ぎのクレアは、伯爵家に代々伝わるジュエル「レディ・アン・ジュエル」の呪いを解くために、ロンドンで骨董品店を開業し、とある宝石を探しだそうとする。そんな彼女の前に現れたのは、最近巷で噂の王室御用達の宝石店の若きオーナー・ジェレミー。彼が手に入れたという「呪いの宝石」が偽物かどうか鑑定してほしいというジェレミーの依頼に、クレアは応じるがこの宝石にまつわるトラブルに巻き込まれていく。

お兄ちゃんはいいものですね。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行喜多みどり

次男ノアがファミリーを裏切り、当主の長男エミリオは爆弾事件に巻き込まれ重症、そんな中ファミリーを立て直すためにロージーは三男のダリオと結婚することを決断する。二人の結婚式の当日、デ・コスタに敵対するアリスタ家の襲撃があり、結婚式どころではなくなる。そこでデ・コスタを守るためにロージーが取った行動は、エミリオやダリオとは違う道を選ぶことだった。

ロージーが凛々しくて素敵!

本の感想, 作者名 か行九月文

アズィールで後継者争いを繰り広げている中、暗殺されかかったらしい第一皇子アルシェイドを保護したシエラは、ローレンシアへ火の粉がかかるのを防ぐため、アルシェイドに扮して第一皇子の陣営に行くというスメラギを送り出す。順調に行くかに見えた作戦だが、アルシェイドを暗殺しようとした人物やその背後の第二皇子の策略により、アルシェイド軍は壊滅、そしてスメラギはアルシェイドとして捕らえられてしまう。

シリスさん!という展開で続きが待たれます。

作者名 あ行岡野めぐみ

ナソックス王城騎士団の副団長を父に持つリセは、目覚めた時見覚えのない部屋にいた。彼女を助けたのはクレハと名乗る不思議な青年で、リセの母親が遠縁であるクレハを頼り、リセを助けるよう依頼してきたという。クレハから、リセの父の「謀反」により家が断絶したことを知らされたリセは、クレハとその主・少年リューイが住まう大霊廟で静かな日々を過ごすことになるが、それはすべての始まりでしかなかった。

これはよいファンタジーなだなぁ。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

北の小国ギンレイに逃げ込んだという「罪を犯した」巫女を追って、次代の帝・霜月とその姫巫女・槇がギンレイ王・焔に協力を求めてくる。霜月たちより一足先に見つけた件の巫女・榧に何かしらの事情があると考えた焔は榧をすぐには引き渡さず彼女を保護するという選択をしようとするが……

好青年の王様がよいものでした。

本の感想, 作者名 さ行斉藤百伽

20歳になるまでに災厄をもたらすと予言され、人の踏み入れることのない山中に幽閉されている第二王子のアキは、教育係兼「看守」の目を盗んで「移動の神具」を使い(タイムリミット付きではあるものの)幽閉先から脱走した。そこで出会ったのは見た目はどう見ても清廉潔白な聖女だが、ある目的のために「偽巫女」をしているフィリア。初めての脱走でフィリアにいいように使われたアキはもう二度とフィリアに関わるまいとするが、移動の神具を使うたびに何故かフィリアと出会ってしまう。そして成り行き上、アキはフィリアのとある目的に付き合うことにするのだが……

偽巫女様が面白かったー!