本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

記憶を取り戻しそうなエドガーに気をもむリディアは、ロンドン橋の異変を確かめるためにエドガーたちとアローが守っているはずの現場に向かう。そこでエドガーの覚醒を目論むテランと対峙したエドガーは、戦いの中で記憶を取り戻す。一方、妖精国に向かったフランシスは、そこで葬られたユリウスの体の異変を知る。

アルヴィンがかわいい……

本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

皇太后から呼び出しを受けた花蓮を天綸は心配するが、今の環境を死守したい花蓮はなんとなくその場を乗り切ってしまう。一方、都では画家を狙った謎の事件が頻発。さらに追放になった公子や前王朝の末裔を担ぎ出そうとする一派の陰謀もあるらしく、天綸はそれらの対応に追われる。

祭典って、それか。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

美形揃いのグラナート王国の中で、地味姫と呼ばれ存在そのものを忘れられることも多いフローラ王女は、「大怪盗シュバルツ」の見習いとしてリラの瞳を持つ者の御役目である黒の秘宝を追っていた。黒の秘宝を手に入れるため、隣国の王太子クレメンスの花嫁選びに参加することになったフローラだが、クレメンスはフローラが怪盗シュバルツだという事を折に触れて匂わしてきて……

安心と安定のラブコメで楽しかった!

本の感想, 作者名 か行香月沙耶

アラステアにさらわれたキルラを追うラウラとヒューバートは、ヒューバートのヴァハラ・サクリクスとも合流した。ラウラとヒューバートの鎖からキルラを発見した一行だが、「ラハヤ」に飲み込まれてしまい……

ヒューバートさんの熱烈さがむず痒い。

本の感想, 作者名 か行木更木ハル

人を愛せず「モノ」を愛するという特異な性質を持つ高校生の瑠子は、両親の死をきっかけに思い入れのあるモノを付喪神にしてしまうという能力を手に入れて、タオルとハサミと虫眼鏡の付喪神と暮らしている。瑠子の付喪神化能力を危険視した「異端管理局」から派遣されてきた能瀬は、瑠子が人に興味をもつようにと恋のレッスンを実施するが……

予想していた話とだいぶ違ったけど面白かったー。

本の感想, 作者名 あ行岡篠名桜

幼いころ旅籠「さと屋」に置き去りにされた花歩の養い子・花歩は、父の残した風景画を頼りにその風景が描かれた場所を巡り歩くうちに町の人々と交流を深める。花歩は友人の助言もあり、趣味と実益を兼ねて町案内の仕事を始めるが……

千代ちゃん!幼馴染の千代ちゃんが!

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

何者かによるサリアンの襲撃に巻き込まれたアティをかばい、ネイトは怪我をしてしまう。父親の遺品の捜索と男装生活に無理を感じ始めていたアティは、学園を離れサリアンの館で休養することになったネイトに付き添い、アティは学園を離れる。

アティ、おそろしいこ……。

本の感想, 作者名 ま行湊ようこ

「由緒はあるがお金はない(借金はある)」伯爵令嬢アンナと「爵位を得る代わりに国から借金を踏み倒された」若き銀行家ジェラルドは、それぞれの「台所事情」を改善してくれる結婚相手をもとめて出席した夜会で出会った。様々な事情が重なり、「肩書き」(と初対面の好感度)だけで求婚したジェラルドにそれに答えたアンナは、すぐに双方相手に求めていた資力がないという現実に直面してしまう。

アンナがパワフルで面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他渡海奈穂

放課後の図書館にいたはずのさちこはいつの間にか見知らぬ国の墓穴にいた。滅びの道を歩む異世界の国ルシタリアにやってきてしまったらしいさちこは、成り行きで国民皆が恐れる「暫定王」ディーレの世話役を押し付けられてしまう。さちこにも脅しとそっけない態度をとるディーレだったが、生来の「おねえちゃん気質」からディーレの世話を焼くうちに、さちこはディーレに近づいていき……

異世界トリップ、面白かったー!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行駒崎優

膠着状態に陥ったガルヴォと戦の最前線にやってきたバンダル・アード=ケナードは、傭兵嫌いのエンレイズ軍司令フレイヴンに雇われる。両軍のにらみ合いが続く中、エンレイズが捕らえた奇妙な「捕虜」に事態打開の鍵があると考えたシャリースは、捕虜に接触しようとする。一方、ストリーの商家で働き口を得ていたバンダルから「追放」されたアランデイルは、ストリーの有力者殺害の真相を調査に来たヴァルヴェイドに再会する。

相変わらず、面白かった!