本の感想, 作者名 ま行桃巴

辺境領カロディアの領主リッカロが妹フェリアに隣の領主から頼まれたという「31番目のお妃」を持ち込む。最下位の妃(候補)である31番目のお妃様はなかなかなり手がないものの、31人揃わないとお妃選びも始められないため最後の手段としてフェリアに話が持ち込まれてきたという。何もなければ1年間でお役御免になるということで、フェリアはやる気なく後宮に向かい与えられたオンボロ屋敷を整え畑を耕しお妃様とは程遠い生活を楽しむことにした。

ヒロインの生命力が眩しかったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行六つ花えいこ

「湖の魔女」として王都の外れの森の奥深くに住むロゼは、ある日王宮騎士ハリージュ(片思い相手)から惚れ薬を作るよう依頼を受ける。惚れ薬に必要な材料が足りないことから、ハリージュが不足している材料を調達することを条件に依頼を受けたロゼは、小出しに必要な材料を伝えていた。

(面白くて)呼吸困難になりながら読んでました。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行江本マシメサ

60歳で暗殺者の凶刃に倒れたエリザベートは、そのまま亡霊としてオーストリア帝国の終焉を見届け、そして気がつけば「エリザベート」としての2回目の人生を送ることになる。「前世」の知識をすべて持ち合わせているエリザベートは、不幸の始まりの皇帝フランツ・ヨーゼフとの結婚を回避すべく行動を起こす。

なかなかよいifものでありました。

本の感想, 作者名 ま行まめちょろ

どハマリしていたBL小説の世界に転生してしまた元女子高生の転生先は、「ハッピーエンドに立ちふさがる各種問題をうまく解決してくれる」ご都合主義展開に欠かせない存在である(元小説の)主人公カップルの妹王女オクタヴィアだった。ご都合主義的展開の犠牲になることを回避するために、前世で得た知識を使いながら立ち回るオクタヴィアだが……

本人にそのつもりがなくても深読みされて警戒されている主人公が面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行乙川れい

敵国オルダートのからむ事件を解決したリオノーラと彼女の所属するヴァレイン王国の竜騎士団の団長ハーヴェイだが、オルダートへの領空侵犯の責任を取るためにハーヴェイが謹慎処分となってしまう。同時に、切れ者の王太子ライオネルに正体がバレてしまったリオノーラは、これ以上の問題を避けるためにレイブラの王女として予定通りヴァレインに嫁ぐことを決意する。

きれいにまとまった~満足。

本の感想, 作者名 あ行江本マシメサ

文武両道の完全無欠公爵令嬢ヘルミーナはその完璧さから婚約者もいなかったが、叔父である国王の勧めで第二王子付きの近衛騎士である伯爵家の次男エーリヒと結婚することとなる。社交界一の遊び人と名高いエーリヒとの結婚にあたり、書面15枚にも渡る婚姻条件を事前にエーリヒに送ったヘルミーナに対し、エーリヒはすべて受け入れるという回答を送ってきた。

天然ハイスペック(ヒロイン)と爽やか腹黒ハイスペック(ヒーロー)のラブコメでした。

本の感想, 作者名 ま行もり

オパールは嫁ぎ先のマクラウド公爵家を立て直し、円満離婚後、隣国で地位を築いていた幼馴染のクロードとともに新たな人生を歩み始める。クロードとの仲も順調で、今度は特に波風なく順調な生活を送れるかと思われた矢先、オパールとクロードのもとにオパールの元・夫ヒューバートがやってくる。この来訪をきっかけに、オパールとクロードは一旦故国に戻ることになる。

今回からダンナさんがしっかりしているので、ある意味安心して読めるお話でした。

本の感想, 作者名 ま行桃春花

かねてからセヴラン王子よりアタックを受けていたマリエルの親友ジュリエンヌが、ついにセヴランの母である王妃と面談することになる。その関係で女官として城に上がることになったジュリエンヌの付添でマリエルまでもが臨時で城勤めをすることになってしまう。

大層キュンキュンゴロゴロでごちそうさまでした……(ゴロゴロしすぎて疲れた)

本の感想, つれづれまとめ

2019年に読んで面白かった本、今回も10シリーズに届かなかったので(主に読書量不足が原因)8つピックアップ。

※順番は2019年に該当シリーズを一番最初に読んだ順(だいたい)。
※書影や感想は、2019年に読了したものを挙げております。

本の感想, 作者名 ま行もり

不名誉な噂をたてられ、結婚を諦めていた伯爵令嬢オパールだったが、困窮している公爵家との縁談を父がまとめてくる。しかし、嫁いだあとも件の噂と公爵の誤解とオパールの初手のまずさから公爵家で粗略に扱われる羽目に陥ってしまったオパールは一念発起し、瓦解寸前の公爵家を独自に立て直すことを目論む。

たくましいオパールの奮闘が楽しかった。