本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

魔王の気まぐれな一言に林檎作りが一大トレンドになった魔界では、林檎作りが得意な魔界の王子様ナハトが忙しい日々を送り、その横でナハトの花嫁として魔界に連れて来られたディオナが善行のチャンスを虎視眈々と狙っていた。そんなある日、死んでいないのに手違いで魔界に迷い込んでしまった高貴な魂がナハトのもとにやってくる。その魂はナハトの実兄で、何かの陰謀で毒殺されかかったらしく……

相変わらずアホな話と思わせてシリアス。

本の感想, 作者名 あ行宇津田晴

超常現象に対応するための秘密結社の次期総統となる令嬢ノワイエは、第一王子の呪いを肩代わり呪われてしまった第二王子ソールの呪いを解くため、兄イリスとともに王子と三人で離宮で共同生活を送ることとなる。とある方法なら問題なくソールの呪いはとけるということだが、その方法以外の方法を捜すノワイエの心を乱す行動をソールはとる。

これは、いいお兄ちゃん小説だった。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

国を揺るがす事件から2年、現国王の元側近ネイトと共に故郷に帰り穏やかな毎日を過ごしていたアティーシャは、王都で男装していた頃の協力者かつ親友マデリーンから結婚式への招待を受ける。マデリーンの婚約者トールディとも友人であるアティはなんとしても結婚式に参加したいと考えるが、王都時代はアティの弟サディとして性別を詐称していたことから、すんなり結婚式に出席できるわけもなかったが、ネイトやマデリーンの尽力で、サディの姉としての出席の道筋が立ち始める。

アティもネイトさんも幸せそうで何より。

本の感想岡篠名桜

花歩は江戸からやってきた戯作者の町案内を行っていたが、その中の一人が盗みの疑いをかけられ、同心に捕まってしまう。お客の無実を証明しようと奮闘する花歩は、できるだけ千代に頼らずに手がかりを得ようとするが……

千代ちゃんの思いはどこにあるのかなー。

素人の観劇日記宝塚, 花組

ドラマシティ公演のOH! Edo Night Show「風の次郎吉 ―大江戸夜飛翔―」を先日見てまいりました。
なんだか冠からしておかしい感じなので(OH! Edo Night Show)、きっとアホな面白い話に違いない!と思って期待に胸膨らませて見てまいりましたが、想像以上に楽しく、そしていい話で良かったです。休んでいった甲斐がありましたね!(平日しか取れなかった)

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

次の帝となることになった東宮の継母・縋子の思いつきで急遽伊勢・熊野参りをおこなうことになり、東宮の明槻親王とその東宮妃候補・塔子。1年たったら熊野に帰ってもいいという明槻の言葉に揺れる塔子は、その揺れる原因に名前をつけないでいたが……

熊野編、塔子がかわいかった(デレ

本の感想, 作者名 か行霧島まるは

初めて取った休暇に家に転がり込んでいる妹ジャンナの買い物に出かけたウリセスとレーアは、出先でウリセスの副官エルメーテと遭遇する。田舎には珍しい伊達男のエルメーテに熱を上げるジャンナに困ったウリセスはエルメーテに取引を持ちかけられる。

ほんわかしつつも今回は若干緊迫感。

つれづれまとめ

2014年に読んで面白かった本を10作ほど上げてみます。

※順番は読んだ日順(だいたい)。
※書影や感想は、2014年に読了したものを挙げております。
※2014年はあんまり読めなかった感。

つれづれ

あけましておめでとうございます。
旧年中は当サイトにお越しいただきありがとうございました。2015年は2014年以上にのんびりになっていくかもしれませんが(どっちに転ぶかわからない)、よろしくお願いいたします。

2014年はなんだかあんまり本が読めなかった気がするのですが(体感的に)(冊数は怖くてあんまり数える気にならない)、2015年も同じような感じで、自分の本能の趣くまま好きな本を読んでいこうかなぁ、と思っています。
ひとまず、諸事情で繁忙期がエイヤとずれて年明けから数ヶ月間死んだ目をしていることかと思いますが、こんな時だからこそ!おうちでは好きなものにまみれて生きていたいです。

某歌劇団は……101周年ですよ!100周年は記念イベントも運動会も年末のスペシャル公演も何一つとしてチケットがかすりもしなかったので、なんのための友の会か!といじけそうになりましたが、よく考えてみると私はゆるいたからづかファンなので、いわゆる「舞台外」のあれこれはそれほど情熱を持って見ているわけでもありませんので、それほど悔しがる必要はありませんでした。今年も(タカラヅカ好きからしてみると)のんびり本公演+αを追いかけるくらいでまったり楽しんで行きたいと思います(※普通の人から見ると充分いきすぎてる)

ゲームは相変わらず艦これとか、あとうっかりMマスとか始めてしまいましたが、後者についてははまらないったら!を合い言葉にいけるところまで無課金で楽しんでいこうと思います。ちなみに、好きなアイドルは鷹城さんと柏木さんとカフェパレードの人達と旬くんです。

本の感想, 作者名 あ行伊藤たつき

白桜の官吏としての初仕事は、四神の跡取り全員が兵部省に新設された部隊の隊長として部隊をまとめ上げることだった。男だらけの世界にまたもや単身乗り込むことになった白桜は、平民出身のものばかりで構成される部隊の隊員の心をつかめずにいた。

だから!うかつだって!