本の感想, 作者名 あ行石和仙衣

水派の巫女姫・玉藻は、水派と敵対していた丹土の王のもとに友好の証として嫁ぐこととなるが、丹土に向かう前夜、水派で反乱が起きる。兄である岬となんとか逃れることができた玉藻だが、岬は水派を出る際に獣と化す呪いをかけられてしまう。追手をかわしながら丹土に向かうふたりは、途中で隠れ里の二神に助けられる。

わりとざっくりと容赦の無いお話でしたが面白かったです。

素人の観劇日記宝塚, 星組

柚希さんと夢咲さんの退団公演を見てきました。やっぱりかっこいいわーとっぷおぶざとっぷだわーとふわふわとしながら見てしまった公演でした。

本の感想, 作者名 さ行須賀しのぶ

高階はプロ野球選手になる夢を捨てきれず、今年こそは都市対抗野球でいい成績をと意気込むものの所属する企業チームの廃部が決定してしまう。そんな高階のもとに、創部一年目のクラブチームからのスカウトやってくる。気乗りしないままクラブチームへの練習に参加することになった高階は、久しぶりに野球を楽しむことができたが、やはりチームへの加入には首をふらなかった。

いい話だった……!

本の感想, 作者名 か行喜多みどり

ロンドンに再び「切り裂きジャック」が現れ、容疑者として捕まったのは、レイの(自称)親友マーヴィスだった。マーヴィスの無罪を証明するため、レイはロンドンで手がかりを得ようとし、レイのファグである亜夜子も無理をいってレイとともに行動を共にする。しかし、校長はレイの捜査活動をよく思わず、これ以上の捜査を続けるのであれば退学という条件を出す。

面白くなってきたのに、なぁ……。

作者名 は行羽倉せい

亡き父の跡を継ぎ、ひとり写真館を切り盛りするニーナの密かな趣味は、普通の人間には見えないヴェーダの精霊の力・エレメンタルを写真に収めることだった。エレメンタルを集めた秘密のコレクションを察知した特殊免許申請課のジョエルの訪問を連日うけるが、コレクションを没収されることを危惧するニーナはコレクションの存在を認めない。そんなある日、ニーナの写真館が何者かに襲われたところをニーナはジョエルに助けられる。

サブタイトルに公務員って!といろいろ突っ込みたくなったけど面白かったです。

本の感想, 作者名 あ行宇津田晴

権力闘争から逃れるために田舎の城館で医者として研鑽を積む第二王子ファラールは第三王子ホネストの治療のために城に呼び戻される。ファラールに助けられ彼に命を捧げる(と言っても過言ではないほど心酔している)侍女のリーリアは、ファラールとともに城に向かい、ファラールの世話をしつつホネストの話し相手になることになる。ファラールの帰還により、第一王子を追い落とそうとする一派の動きが活発になり、ファラールもその動きに乗るような素振りを見せて……

これも、またいいお兄ちゃん(略

素人の観劇日記宝塚, 雪組

雪組さんの新春公演、ルパン三世を見ました。
たしかに!アニメの!ルパン!次元!五エ門!ふじこちゃん!とっちゃん!と期待以上の再現度の高さにすごく楽しかったです。さすがは宝塚(かつオタクの星・小柳せんせー!!)。るぱんざさー!のあのテーマソングが流れた時点で勝ちを確信してしまいました(笑)。生オケで聞くあの主題歌はかっこいいですね。銭形警部のテーマソングは使われるわ、劇中のBGMもルパン三世っぽいわでいろいろ頑張ってるなぁという印象でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行瀬川貴次

後宮で頻発する怪異を治めるために、再び女童の冬路として後宮に上がることになった道冬。しかも今度は「安倍家の遠縁の女房」として、吉平と吉昌までもが潜入捜査をすることになった。

まさかの冬路編完結編(かもしれない)。サブタイトルおかしい……(笑)

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

漣に出没した魍魎騒ぎを収めた蓉華たちだが、間を置かずして各地で魍魎が各王府を制圧していった。混乱する状況の中、魍魎を操る月淑妃に捕らわれた蓉華を助けるために蒼翔は追われながら体制を整えようとするが、次々に魍魎に襲われる。

女の子の強い話はよいものでした。

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

銀座の路地裏にひっそり佇む紫陽花茶房で給仕のバイトをする女学生・月子は、店主の紫音にちょっかいをかけられながらも日々勤労に勤しんでした。梅雨の時期、やってきたお客は男装の麗人、頑固ものの老人。そして夏になって茶房を訪れたのは紫音の旧友で……

頑固なじいさんはよいものなのです。